スタートアップとは?定義とベンチャーとの違いについて

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    近年突如として飛躍的に伸びるビジネス組織が現れ、スタートアップという言葉が認知され始めました。革新的な発想から次世代の常識をつくりだす新しいビジネスモデルです。

    スタートアップは、既存のベンチャーとは正反対のビジネス思想や働き方を実現しています。比較的新しい言葉のため、「イメージはわかるけど、facebookみたいなビジネスのこと?」など曖昧な方が多いのではないでしょうか?

    ここでは、スタートアップの定義とベンチャーとの違い、スタートアップで働くメリット・デメリットまでお伝えしていきます。

    スタートアップとは?

    スタートアップの定義は、今までになかった新しい切り口からビジネスを起こし、急成長させる組織のことです。着実に収益を上げ、段階的に成長していくベンチャー企業とは反対に、スタートアップはJ線とも呼ばれる収益線を描き、赤字から一気にハイリターンを狙います。

    スタートアップは、いつ起業したかよりもビジネスの革新性、社会に対する影響力の大きさ、Exit戦略が重要となります。

    具体的なスタートアップ企業としては、Google、Amazon、Facebook、Uberなどが代表的なところです。

    スタートアップとベンチャーの違い

    スタートアップとベンチャーの違いには、以下の4つが挙げられます。

    • ビジネスモデル
    • 成長率・収益性
    • 資金調達
    • Exit戦略

    そもそも反対の意味で使われるスタートアップとベンチャー。具体的な違いをみていきましょう。

    ビジネスモデル

    ビジネスモデルの違いは、ベンチャーは既存のビジネスを拡大するものであるのに対し、スタートアップは新しい革新的なビジネスモデルをつくることにあります。既存のものか、新しくつくるかというところで、リスクも大いに変わってきます。

    成長率・収益性

    収益性の違いでみると、ベンチャーは着実に右肩上がりで収益を増やしていくのに対し、スタートアップは始めこそ資金調達で赤字が続きますが、その後認知されると一気に収益を倍増させるという特徴があります。

    ベンチャーは長期的で確実な成長、スタートアップは短期的で急速に伸びるという違いがあります。

    資金調達

    資金調達の面では、ベンチャー企業が有利とみていいでしょう。ベンチャー企業は確実でゆるやかな成長を目指していますから、起業してすぐに収益を黒字に持っていくことが可能です。それがわかっているので、銀行からの融資や助成金を受けることができます。

    一方スタートアップは、新しいビジネスを起こしていきますからそこに保証はありません。もちろん銀行などから資金を調達することはできず、ベンチャーキュピタルや投資家を頼るようになります。

    Exit戦略

    Exit戦略とは、起業家が株式を現金化し、投資家や創業者が資金を回収することをいいます。

    ベンチャー企業は長期的なビジネスモデルを展開するため、Exitまでに時間がかかりますが、スタートアップ企業は初めからExitを想定して起業するため、短期間での利益回収が可能です。

    スタートアップ企業で働くメリット・デメリット

    スタートアップ企業は、新たなビジネスモデルに挑んでいくため、ベンチャー企業や大手企業と比べると社内の雰囲気から待遇まで大きく異なります。

    ここでは、そのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

    スタートアップ企業で働くメリット

    スタートアップ企業で働くメリットには、以下のようなものがあります。

    • 急成長する企業を目の当たりにできる
    • 斬新な発想・スピード感に溢れた職場を体感できる
    • 自身の能力が会社に生かされていると実感できる
    • 将来の起業を想定した経験ができる

    何もないところからビジネスを作り上げていくスタートアップ企業は、働く上での仕組みづくりからプロジェクトの提案など、社員が積極的に組織を作り上げていくようになります。大きなやりがいを感じられ、将来起業したい方にとっても貴重な経験となるでしょう。

    スタートアップ企業で働くデメリット

    新しくスピード感のある職場環境が魅力のスタートアップ企業ですが、デメリットはやはりベンチャー企業のような安定した保証がないことです。

    • 給与や福利厚生が不安定
    • 残業や長時間労働が当たり前
    • 社会的信用が薄い

    スタートアップ企業は、事業が成功するが否か未知数のところがあります。実際にうまくいかず廃業に追い込まれた例もあるように、ある程度のリスクは覚悟した方がいいでしょう。

    大企業の安定した待遇は、軌道にのるまでは期待できません。

    また社会的信用が薄いのも辛いところです。失業・リストラのリスクが高いことから、ローンが下りないというケースもあります。

    成長が著しいスタートアップ企業では、始めはこのようなデメリットも覚悟の上で勤める必要があります。

    スタートアップ企業に向いている人の特徴

    スタートアップ企業のメリットとデメリットを紹介してきましたが、それを踏まえてスタートアップ企業に向いているのは以下のような人です。

    • 安定よりもリスク覚悟で新しい分野に挑みたい人
    • 人にはない知識やビジネスに活かせる能力がある人
    • 休日なしで働くモチベーションがある人
    • いずれは起業したいと考えている人

    スタートアップ企業には安定よりも新しいビジネスに挑戦したいという熱意のある人や、将来起業を考えている人におすすめの働き方です。自身の活動によって仕事が動いていくやりがいを実感できます。

    スタートアップの今後

    スタートアップは数々の成功例が出ているように、今後も革新的なビジネスモデルが生まれると考えられます。

    IT業界は変革が激しく、チャンスは大いにあります。社会全体でも新しいものを受け入れやすい体制が整ってきたことから、人々の求める先のものを想像して作り出すスタートアップが今後も期待されるでしょう。

        執筆者  STRATE[ストラテ]編集部

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