色々な企業で導入が進んでいるERPシステムですが、気になるポイントの1つが価格や費用面です。ERPシステムがどのくらいの価格で提供されているのか、機能によって違いがあるのかどうか解説します。
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類似サービス: ZAC
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料トライアル | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
ZACとは株式会社オロが提供しているクラウド型のERPシステムです。 各業種に特化した約2,000個にも及ぶパラメータ(機能のパーツ)を持っています。 それらを組み合わせることで、案件・契約・プロジェクト単位で業務進行する業種の特有の要件に対応したERPになっています。
プロジェクト別損益の可視化
ZACを導入することで、タイムリーな損益管理が可能になります。 システム業・IT業・広告業・クリエイティブ業・イベント業・士業・コンサルティング業などで赤字案件が発生する原因として、コストが材料費ではなく、稼働工数の労務費のため、把握しづらいといった実態があります。
数ヶ月先の正確な売上・利益予測が実現
ZACで受注前の段階からデータを一元管理することで、受注確度別の案件管理や、未来の売上・利益予測が可能となります。 蓄積された様々なデータの活用によって、営業活動の分析・改善も可能です。
基幹業務の一元管理で、二重入力・転記など「業務のムダ」を排除
ZACに入力されたデータは、仕訳データに自動で変換・出力されることにより、外部の財務会計システムとの連携が可能です。 債権・債務管理、FBデータ出力、経費精算、勤怠データ集計など、経理業務を効率化することで、月次決算にかかる工数を大幅に削減できます。
類似サービス: MA-EYESnc
(4.5)
月額費用 | 40,000円〜 | 無料トライアル | 30日間無料 |
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | 3営業日 |
MA-EYESncとは、株式会社ビーブレイクシステムズが提供しているクラウド型の業務管理システムです。 「プロジェクトの収支が把握できない」「複数のシステムに情報入力をしなければいけない手間が発生している」「集計作業が手間で確認作業に時間を要している」といった課題を感じている方におすすめです。
プロジェクトの収支をリアルタイムで確認
MA-EYESncでは、プロジェクトに紐づく経費や、社員・外注の方の実績を登録することで、プロジェクト終了前でも予実を確認することができます。 いつでもリアルタイムにプロジェクトの進捗が確認できるようになるため、未然にプロジェクトの赤字化を防ぐことができるようになります。
全ての情報を一元管理
複数のシステムに同じ情報を入力しなければならず、作業に時間を要しているといった課題も、MA-EYESncであれば解消できます。 MA-EYESncに入力した情報は引き継がれるため、二重入力が発生しません。 また、「受注と購買」といった異なる業務でも、1つのシステムで管理してシームレスな情報遷移を実現します。
分析帳票をワンクリックで出力
MA-EYESncで業務を管理することで、売上や粗利に関する帳票など、あらゆる情報をExcelデータとして出力することが可能となります。 それぞれにピボットが組まれているため、ユーザーが知りたい情報を多角的に確認することができます。
ERPシステムの提供形態
クラウド型
クラウド型はクラウド環境で活用できるタイプです。専用の設備を整える必要がないため、導入コストが安いのが特徴です。初期費用がかかったとしても、ほとんどの製品が10万円以下で導入できるほどです。
ただし月額費用が発生するため、長い目で見ると大きなコストとなってしまいます。でも、短期間のみの利用も可能なので、ERPシステムがどんなものか体験してみたいという場合にも向いています。
オンプレミス型
自社に専用サーバーを設置して運用していくのがオンプレミス型です。導入時の初期費用は高額になってしまいますが、その分月額費用が発生しないためランニングコストがかかりません。
導入時の費用に目が行きがちですが、長期的な目で見て費用を考えることが重要です。
ERPシステム導入に必要な費用とその価格相場
初期費用
オンプレミス型のERPシステムの場合は専用のサーバーが必要となります。例えば中小企業の場合は開発機1台と本番機1台が標準的な開発環境です。導入費用として、数十万円から数百万円が必要になることもザラです。
クラウド型のERPシステムの場合はそれほどかからないことがほとんどですし、中には初期費用無料のところもあるので、比較時に確認してみましょう。
開発費
標準機能に、さらに機能を追加すると必要になるのが開発費です。追加すればするほど費用が発生するようになっています。多くの機能が必要という場合は、標準機能が充実したものを選ぶといいでしょう。
ライセンス料
ERPシステムを契約してから利用するために必要なのがライセンス料です。オンプレミス型のライセンス費用は利用ユーザー数で決まることがほとんどです。中にはデータ使用量で決定するものもあります。
サポート費用
オンプレミス型を導入した場合、1番コストがかかるのが導入サポート費用です。システムによっては費用全体の50%を占める場合もあります。
導入期間が長くなればなるほどサポート費用も高くなるため、正確な導入期間を割り出しておくといいでしょう。また、費用とサポートが見合っているのかどうかも見極めポイントです。
ERP導入時の価格を抑えるコツ
必要機能を洗い出す
ERPシステムを利用する上で、必要な機能を洗い出しておきましょう。必要となる機能が多ければ標準機能が豊富なものを選ぶといいですし、少ないのなら最低限の機能が搭載されていて後から追加できるタイプがいいでしょう。
たくさんの企業が導入しているから自社に合うということはありません。導入効果を得るためにも、必要な機能をピックアップしましょう。
不要なオプションやサポートを外す
システムの中には費用に含まれているものの、自社には必要のないオプションやサポートがある場合があります。自社にとって必要のないものがある場合は外せるかどうかを確認しておきましょう。外すだけでびっくりするくらい見積もり金額が下がったということはよくある話です。
初期費用を抑えるならクラウド型を選ぶ
初期費用を抑えたいのであればクラウド型のERPシステムを選びましょう。開発環境を整えなくても導入できるためコストを抑えることができるのです。短期間での利用やお試しでの利用もクラウド型がおすすめです。ただし、月額費用という毎月のコストがかかるということを頭に入れておきましょう。
情報をもとに資金計画を立て、無理なくERPシステムを導入しよう
ERPシステムも色々な価格帯で設定されており、搭載される機能も違います。自社にとって必要な機能を考え、予算に合わせた無理のない価格のERPシステムを導入しましょう。