ERPシステムを導入・運用する企業が増えてきています。導入した企業は、どのような目的でERPシステムを導入したのでしょうか。
目的に合わせたERPシステムの選び方も見ていきましょう。
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類似サービス: ZAC
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月額費用 | 要問い合わせ | 無料トライアル | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
ZACとは株式会社オロが提供しているクラウド型のERPシステムです。 各業種に特化した約2,000個にも及ぶパラメータ(機能のパーツ)を持っています。 それらを組み合わせることで、案件・契約・プロジェクト単位で業務進行する業種の特有の要件に対応したERPになっています。
プロジェクト別損益の可視化
ZACを導入することで、タイムリーな損益管理が可能になります。 システム業・IT業・広告業・クリエイティブ業・イベント業・士業・コンサルティング業などで赤字案件が発生する原因として、コストが材料費ではなく、稼働工数の労務費のため、把握しづらいといった実態があります。
数ヶ月先の正確な売上・利益予測が実現
ZACで受注前の段階からデータを一元管理することで、受注確度別の案件管理や、未来の売上・利益予測が可能となります。 蓄積された様々なデータの活用によって、営業活動の分析・改善も可能です。
基幹業務の一元管理で、二重入力・転記など「業務のムダ」を排除
ZACに入力されたデータは、仕訳データに自動で変換・出力されることにより、外部の財務会計システムとの連携が可能です。 債権・債務管理、FBデータ出力、経費精算、勤怠データ集計など、経理業務を効率化することで、月次決算にかかる工数を大幅に削減できます。
類似サービス: MA-EYESnc
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月額費用 | 40,000円〜 | 無料トライアル | 30日間無料 |
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | 3営業日 |
MA-EYESncとは、株式会社ビーブレイクシステムズが提供しているクラウド型の業務管理システムです。 「プロジェクトの収支が把握できない」「複数のシステムに情報入力をしなければいけない手間が発生している」「集計作業が手間で確認作業に時間を要している」といった課題を感じている方におすすめです。
プロジェクトの収支をリアルタイムで確認
MA-EYESncでは、プロジェクトに紐づく経費や、社員・外注の方の実績を登録することで、プロジェクト終了前でも予実を確認することができます。 いつでもリアルタイムにプロジェクトの進捗が確認できるようになるため、未然にプロジェクトの赤字化を防ぐことができるようになります。
全ての情報を一元管理
複数のシステムに同じ情報を入力しなければならず、作業に時間を要しているといった課題も、MA-EYESncであれば解消できます。 MA-EYESncに入力した情報は引き継がれるため、二重入力が発生しません。 また、「受注と購買」といった異なる業務でも、1つのシステムで管理してシームレスな情報遷移を実現します。
分析帳票をワンクリックで出力
MA-EYESncで業務を管理することで、売上や粗利に関する帳票など、あらゆる情報をExcelデータとして出力することが可能となります。 それぞれにピボットが組まれているため、ユーザーが知りたい情報を多角的に確認することができます。
ERP導入の目的とは?
ERPが注目される背景
ERPシステムは開発されてからどんどん進化を遂げています。どんな業務形態や業界だとしても対応できるシステムであるのと、大企業がERPシステムの導入効果を実感したことから、その波が中小企業にも来るようになってきたのです。企業の当たり前の業務を効率化し、業績アップに結びつけるのがERPシステムなのです。
基幹システム内データの統合
ERPシステムを導入することで、これまで分断化されていた基幹システムが統合されます。作業時間を大幅に短縮できることはもちろんですが、リアルタイムで正確なデータ分析が可能になります。さらにビジネスインテリジェンスと連携することで、データ分析基盤の強化が実現できます。
データによる経営判断の合理化や効率化
多くのERPシステムには、経営ダッシュボードという機能、または類似している機能が実装されています。経営ダッシュボードには、まるで自動車の速度メーターが並んでいるダッシュボードのようにデータが可視化されています。メーターのように並んでいることで、データが直感的に理解できるのです。
この機能により、いつでも欲しい情報が確認できるようになります。組織全体のデータを確認し、経営に活かすことができるのです。
業務効率化や生産性向上
ERPシステムを導入すると、基幹システム同士で連携が取れるようになります。そうすることで、ヒューマンエラーを防止できるようになります。例えば、調達管理システムにデータを入力すると自動で在庫管理システムに反映されます。二重打ち込みの作業がなくなるので負担も減るだけではなく、効率もアップします。
ERP導入前の課題
非効率なデータの管理
システムが分散されていると、データ収集や加工に時間がかかってしまいます。リアルタイムでのデータ分析ができないため、情報収集が効率よく行えません。また、データの管理の効率も悪くなってしまいます。
情報共有のスピード低下
部署や業務ごとに異なるシステムを導入している企業は少なくありません。そのため、連携のためや共有するための時間がかかってしまい、本来の業務の時間が減ってしまうという課題があります。
データの更新や追加などを行う場合には、情報を会社内にその都度共有しなくてはなりません。連携が上手くできていない企業もあり、対応が遅延してしまうことがあるなど、非効率になってしまっているのです。
複数システム利用によるコストの増加
システムを複数利用していると、コストの増加は避けられません。2つ分のサービス料は安いものではなく、経費を圧迫していると言っても過言ではありません。事業拡大や組織の見直しなどでシステムが増える傾向があるため、対応策を練らなくてはなりません。
目的に合ったERPシステムの選び方
導入形態を選ぶ
ERPシステムの導入形態は3種類あります。企業のデータや基幹システムを統合して管理できる「統合型」、必要な機能を絞って運用できる「コンポーネント型」、特定の業務に関する機能がパッケージになっている「業務ソフト型」です。
それぞれ特徴があり、システム選択に大きな影響があります。気になるシステムがあったらどのタイプなのかをチェックしましょう。
必要機能を選ぶ
ERPシステムが持つ機能は、製造・在庫管理・財務会計・人事など業務に関わる機能とバックアップ・セキュリティなどシステム管理に関わる機能の2つに分かれています。どの機能をどのように使いたいのかを明確にし、必要に応じて機能を選ぶようにしましょう。
導入費用や運用コストを計算する
費用面も大切なチェックポイントです。提供形態や機能の違いなどを理解した上で予算を立て、長期的な目線で検討し、自社に合うERPシステムを導入しましょう。
自社の導入目的をはっきりさせ、システムの導入を進めよう
導入の検討前に大切なのは、導入目的をはっきりさせることです。その目的を達成できるようなERPシステムを選ぶようにしましょう。