IT資産を適切に管理できるIT資産管理ツールには、さまざまな機能があります。
導入を検討している企業の方は、IT資産管理ツールで何ができるのか把握しておきましょう。
この記事では、IT資産管理ツールの基本機能をまとめました。
選び方のポイントや、おすすめのIT資産管理ツールとあわせて紹介します。
おすすめの類似IT資産管理ツール
類似サービス: iDoperation
(4.5)
月額料金 | 要問い合わせ | 契約期間 | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 記事提供開始 | 要問い合わせ |
iDoperationとは、NTTテクノクロス株式会社が提供している特権ID管理のためのソリューションです。 Administratorやrootといった特権IDの管理において発生しがちな課題が、これ1つで解決できることから、幅広い業界の企業に導入されています。
特権ID管理に必要な機能をオールインワンで提供
iDoperationは、特権ID管理に求められる3つの運用「特権IDの管理」、「特権IDの利用」、「特権IDの点検」をすべて実現し、求められる監査レベルに応じた基本機能を1つのパッケージで提供することができます。
監査対応実績100%
iDoperationは、これまでに様々なクライアントの監査事例をもとに、製品改善を続けており、監査対応実績は、100%(2012年からの当社実績)を実現しています。 豊富な監査レポートだけでなく、「監査人向け説明マニュアル」を用意しているため、導入企業が効率的に監査対応ができるようにサポートすることが可能です。
類似サービス: iDoperation SC
(4.5)
月額費用 | 要お問合せ | 無料お試し | 要お問合せ |
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初期費用 | 要お問合せ | 最低導入期間 | 要問い合わせ |
Doperation SCは、NTTテクノクロス株式会社が提供する画面操作録画ソフトです。 PCやサーバに、録画エージェントをインストールし、画面操作を動画で記録します。 テキスト形式のログだけでは記録できない、WebメールやUSBデバイスによるデータの持ち出しなどの操作も完全に記録することで、不正を抑止します。
直感的で使いやすい
iDoperation SCの録画エージェントのインストールは簡単で、導入後すぐに画面操作の録画を開始することができます。 記録した動画は専用のビューアから再生するだけのため、誰でも簡単に操作の確認ができ、操作がない時間帯はスキップしてユーザ操作のみを効率的に再生できる点も優れています。
高画質かつ低容量で録画が可能
高度な画像圧縮技術を採用しているため、小さな動画サイズであっても高画質かつ低容量で録画することができます。 導入前に、必要となるディスク容量やシステムリソースをサイジングシートで簡単に算出できます。
操作ログ管理製品との連携もできる
iDoperation SCは、他の操作ログ管理製品を連携することで、iDoperation SCの検索画面から操作ログ記録製品のログを検索キーワードにして検索でき、該当する操作の頭出し再生を行うことが可能になります。
IT資産管理ツールの基本機能
IT資産管理ツールの基本的な機能を紹介しましょう。
台帳作成機能
ハードウェアやソフトウェアなどのIT資産を、一元で管理する機能です。
数やスペック、バージョンなど基本的な情報を入力して台帳を作成します。
台帳を活用すればIT資産の数や状況を簡単に把握できるでしょう。
インベントリ管理機能
IT資産の情報を自動で収集して台帳に入力します。
ネットワークに接続されたサーバやパソコン、プリンターなどの機器を自動で検索する仕組みです。
サーバやパソコンに専用ソフトウェアをインストールする「エージェント型」と、インストール不要で収集できる「エージェントレス型」に分かれます。
ライセンス管理機能
ライセンス(ソフトウェアを利用する権利)を管理する機能です。
一つのライセンスで対応可能な端末の台数や、使用していないライセンス数をチェックできるでしょう。
ライセンス違反の防止や不要なライセンスの解約に役立ちます。
ソフトウェア辞書機能
ソフトウェアの名称から、メーカー名やライセンス種別、有償・無料などを調べられます。
同じソフトウェアでのバージョンや表記の違いまで確認できるのが魅力です。
ただし、ソフトウェア辞書機能を備えていないIT資産管理ツールは多く、オプションでの追加が必要なケースもあります。
契約管理機能
リース・レンタル中の機器を管理する機能です。
契約日や契約内容を一元化して可視化します。
更新漏れのチェックや、リース・レンタル契約の見直しに役立つでしょう。
アラート機能
あらかじめ設定した条件に従い、アラート(注意表示)をおこないます。
未許可のソフトウェアのインストールや、ユーザーの不適切な操作の通知が可能です。
禁止ソフトウェアのインストールなど緊急性が高い場合に、起動を制御する機能を備えたIT資産管理ツールもあります。
おすすめのIT資産管理ツール
IT資産管理ツールの選び方
IT資産管理ツールを選ぶ際のポイントをまとめました。
導入目的に合っているか
導入する目的によって、適したIT資産管理ツールは異なります。
たとえばセキュリティを強化したいなら、ログ収集機能やアラート機能を備えているか確認しましょう。
導入目的の達成や課題の解決に役立つ、IT資産管理ツールを選んでください。
必要な機能が揃っているか
IT資産管理ツールを選ぶときは、まず自社に必要な機能を洗い出します。
機能が多すぎると使いこなすのが難しく、コストも高くなるので注意が必要です。
必要な機能を絞ってIT資産管理ツールを選ぶとよいでしょう。
自社の端末やソフトに対応しているか
IT資産管理ツールを選ぶときは、対応しているOSや端末を確認してください。
スマートフォンやタブレットなど、モバイル端末の管理に対応しているIT資産管理ツールもあります。
自社で使用しているシステムとの連携に対応しているか、あわせてチェックしておくのがおすすめです。
おすすめのIT資産管理ツールと特徴的な機能
おすすめのIT資産管理ツールと、その特徴的な機能を紹介します。
AssetView
AssetViewは、機能をカスタマイズできるIT資産管理ツールです。
業務中のPCログ取得やファイルの遠隔削除など、必要な機能だけ選んで利用できます。
IT Policy N@vi
IT資産管理や情報漏えい対策、オンラインソフトウェア棚卸しなどの機能を備えた、IT資産管理ツール。
多台数端末の一斉モニタリング・操作や、正常環境の維持なども可能です。
MCore
MCoreはIT資産管理とセキュリティ管理をトータルでおこなえます。
ソフトウェア配布やネットワーク検疫、統計レポートなど多彩な機能が活用できるでしょう。
IT資産管理ツールの基本機能を把握しよう
台帳作成機能やライセンス管理機能など、IT資産管理ツールの基本的な機能を紹介しました。
一方でIT資産管理ツールによって備えている機能は異なります。
機能や選び方、おすすめをチェックして、自社に適したIT資産管理ツールを選んでください。
おすすめのIT資産管理ツール