フレックスタイム制や、テレワークなど、働き方が多様化したこともあり、従来のExcelや紙を活用した勤怠管理に課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
直近では法定外残業60時間超対応が義務化される等、勤怠管理は今後も厳格な管理を求められる状況となっています。
勤怠管理業務の効率化には、勤怠管理システムの導入がおすすめです。
その中でも、KING OF TIMEは多彩な打刻方法が利用でき、リアルタイムでの集計確認を実現する勤怠管理システムとして注目されています。
本記事では、KING OF TIMEの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
KING OF TIMEとは
KING OF TIMEとは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが運営している勤怠管理システムです。
クラウド型の勤怠管理システムのため、場所を選ばず利用することができ、豊富な機能で勤怠管理業務を効率化することができます。
豊富な打刻手段を用意しており、導入企業の働き方にあった打刻方法を選ぶことができるだけでなく、Webからの確認・申請も可能です。
セキュリティ対策も万全のため、いつでも安心して利用することができます。
KING OF TIMEの実績
KING OF TIMEは、2004年のサービスリリースからこれまでに、47,000社、2,770,000人以上に利用されている実績があります。
勤怠管理システムとして、「市場シェアNo. 1※」に選ばれており、幅広い規模・業種の企業から導入されています。※富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」勤怠管理SaaS市場 利用ID数
KING OF TIMEのおすすめポイント
豊富な打刻手段
KING OF TIMEは、導入企業の働き方に合わせ、打刻方法を選ぶことができます。
- パスワード認証
- スマホ・携帯(GPSによる位置情報取得)
- Myレコーダー
- 生体認証(指紋認証・静脈認証など)
- 顔認証
- ICカード打刻
- 連携打刻(PCのログイン/ログオフ、指定ワード投稿、アプリ打刻など)
給与計算も効率化
KING OF TIMEで打刻すると勤務実績が自動集計されます。
さらに、集計された勤務実績はCSV形式のファイルとして簡単に出力できるため、給与業務の効率化を図ることができます。
利用中の給与システムにあったCSVファイルのレイアウトを予め設定しておくことで、手入力の手間を削減することが可能です。
いつでも最新の状態で利用できる
働き方や価値観の多様化、社会情勢の変化に伴い、勤怠管理システムに求められる機能も変わっていきます。
KING OF TIMEでは、ユーザーからのニーズをもとに定期的にアップデートし、機能を追加しています。
労働基準法などの法改正にも迅速に対応してくれるため、ユーザー側で調整する必要はありません。
システムを買い替えることなく、いつでも最新の機能を追加費用なしで利用することが可能です。
KING OF TIMEの位置情報取得機能について
従業員がどこで打刻をしたか把握できる
KING OF TIMEは、スマートフォン・フィーチャーフォンなどの携帯電話をタイムレコーダーとして利用することができます。
GPS取得によって打刻した位置がわかる、位置情報取得機能が搭載されており、営業や運送などの業務を行っている従業員が今どこで作業しているのか、すぐに把握することが可能です。
取得した位置情報は地図に表示可能
位置情報取得機能に取得した、打刻する際の位置情報は、初期状態では住所として表示されますが、マップ表示に切り替えることも可能です。
サポートセンターに「位置情報のマップ表示機能」の追加を依頼することで、従業員の打刻場所を地図で確認できます。
虚偽の申告を防止できる
位置情報取得機能は、不正・虚偽打刻の防止にも役立ちます。
GPSによって、打刻時の位置情報が記録されるため、営業や運送の担当者などによる、実際に訪問していない場所をあたかも行ったかのような、虚偽の申告を防止することができます。
KING OF TIMEで利用できる打刻方法について
KING OF TIMEでは、位置情報取得機能を利用したもの以外にも、以下のような打刻方法が用意されています。
PCパスワード認証
社内の共用のパソコンに、あらかじめ設定しておいたパスワードを各自が入力して打刻する方法です。
認証機器を使う必要がない、手軽な打刻方法と言えます。
Myレコーダー
各自の端末(PC・スマホ・タブレットなど)から、WEB上で打刻する方法です。
位置情報にも対応でき、リモートや在宅勤務などにも対応できます。
PCログオン・ログオフ(Windows対応)
社員それぞれの端末がWindowsである場合、ログオン・ログオフによって自動的に出退勤を打刻できる機能が搭載されています。
打刻漏れの心配がなく、サービス残業の抑制・正確な勤務時間の把握に最適です。
KING OF TIMEとtouch on timeを比較
KING OF TIMEはスマホに対応している
KING OF TIMEがスマホ対応しているのは、再三述べてきた通りですが、touch on timeはスマホに対応していません。
出先で簡単に打刻ができるようなシステムを希望する場合は、KING OF TIMEを利用した方が良いでしょう。
連携できるサービスは、touch on timeの方が多い
弥生給与・PCA 給与・マネーフォワードクラウド給与・給与奉行クラウドなどのサービスは、KING OF TIMEとtouch on timeどちらとも連携可能ですが、ジョブカン給与計算と給与大臣に関しては、KING OF TIMEとは連携できません。
これらのシステムを既存利用している場合は、導入前によく検討する必要があるでしょう。
KING OF TIMEは無料サポートが充実
KING OF TIMEは、最低利用人数は、3人からです。
一方、touch on timは1人から利用することができ、最低利用日数も1日からです。
touch on timeの場合、とりあえず1日だけ1人の社員によって使い心地を試してみる、といった使い方もできるでしょう。
KING OF TIME導入までの流れ
KING OF TIME導入までの流れは以下の通りです。
- 申し込み:申し込みから3営業日以内にID、パスワードをメールで案内
- 30日間の無料体験:本番環境と同様の機能を利用可能、設定・運用サポートあり
- 運用開始:本格導入の確認後、運用を開始
KING OF TIMEのサポート体制
KING OF TIMEの代理店であるiビジネスパートナーズは、長年お客様のサポートを行ってきたノウハウを生かし、従業員や管理者の日々の操作から、月次締め処理など、導入企業に適した運用方法を提案しています。
また、初期設定代行サービス(有償)も提供しているため、導入準備に不安がある企業でも安心です。
初期設定代行サービスは、導入企業の勤怠管理運用について十分なヒアリングを実施した上で初期設定を行い、必要に応じたて運用マニュアルの制作も代行しています。
導入から安定稼働まで専任担当がサポートを行うため、ユーザーからの評価も非常に高いです。
KING OF TIMEの料金·価格
KING OF TIMEの料金体系は、以下の通りです。
- 初期費用:0円
- 月額料金:300円/人
従業員の登録人数ではなく、当月の打刻人数による従量課金となっており、契約期間や利用人数の制限はありません。
※価格情報は2023年4月時点のもの
KING OF TIMEの導入事例・評判・口コミ
サービス連携で打刻漏れを防止
“人事周りのシステムをクラウド化したいと考えており、働き方も多様化してきたため、KING OF TIMEを導入しました。KING OF TIMEは、複数のクラウドサービスと連携でき、入退室システムと連携した打刻方法を取り入れることで打刻漏れを防止できました。本格的な運用までが短期間で実現できた点も、クラウドならではの魅力だと感じています。”(匿名希望)
作業負荷を大幅に軽減
“働き方改革を含めたDXの一環として、KING OF TIMEを導入しました。これまでは、タイムカードを手作業で計算し、給与計算システムに手入力していたため、作業に時間がかかっていたことが課題でした。KING OF TIME導入後は、手集計が一切なくなり、2日がかりの作業が1時間に短縮されています。”(匿名希望)
KING OF TIMEのいい評判・口コミ
KING OF TIMEでは、以下のような良い口コミ・評判がありました。
・搭載機能が豊富で、あらゆる勤怠状況に合わせて使用することが可能。
・扱いやすい操作感をしており、従業員のITリテラシーを問わずに導入できる。
・静脈認証が可能なので他人がなりすまして打刻することを防げる。
似たような勤怠管理システムも多い中で、搭載機能の多さを評価する口コミが多く見られました。
搭載機能の多さはカスタマイズ性に繋がるので、自社の勤怠状況に合わせた管理システムの構築が可能なようですね。
加えて静脈認証が可能なので、サービス残業や他人がなりすまして打刻するといった不正を防止できる点もメリットの1つとなっている印象です。
KING OF TIMEのより詳しい内容を知りたい方はこちら
KING OF TIMEのその他評判・口コミ
KING OF TIMEでは、その他に、以下のような口コミ・評判がありました。
KING OF TIMEのその他口コミ・評判
・クリック1つで打刻されてしまうため、二重打刻などのミスが発生しやすい。
・勤怠打刻以外の申請フローが煩わしく感じ、不便に思った。
・ネットワークが切れることが頻繁にあるが、打刻等の処理は通常通り行える。
自由度が高く、カスタマイズ性に優れる反面で煩雑さにも繋がっているようです。
勤怠打刻は手軽に行えるものの、それ以外の各種申請等の手続きの多さが評判を落とす要因になっているように感じました。
ネットワーク接続が頻繁に途切れるものの、打刻等の処理は問題なく行えるため大きなトラブルや問題には繋がっていないようです。
とはいえ、気になってしまうポイントでもありますね。
KING OF TIMEを導入した結果は?
KING OF TIMEを導入した結果に関しては、以下のような評判・口コミがありました。
KING OF TIMEを導入した結果に関する評判・口コミ
・勤怠状況が把握しやすくなり、指示や処理を速やかに行えるようになった。
・以前は手作業による集計だったので、煩雑な作業がかなり改善された。
・どんな勤怠状況にも対応できるので、自由な勤怠方法の導入がしやすくなった。
従業員全般の勤怠状況の把握が容易になったことで、指示出し等において業務改善や効率化に繋がったとのことです。
ペーパーレスを実現できたことによるコストカットと勤怠管理者の手間が削減できたとの声も多く目にしました。
煩雑な作業から解放されたことで、効率的な時間の使い方が可能になったようですね。
カスタマイズ性の高い管理システムが柔軟な勤務方法を実現する後押しになっています。
KING OF TIMEの改善希望ポイントは?
KING OF TIMEに関しては以下のような、改善希望ポイントがあるようです。
KING OF TIMEで改善して欲しいポイント
・打刻時に表示される位置情報にズレが生じることがある。
・初期設定に面倒さを感じるので、あらかじめ一定の設定を施しておいて欲しい。
・タイムカードを印刷した際の備考欄が小さく、視認性に欠ける。
打刻時に生じる位置情報のズレを指摘する声が圧倒的に多くあるように感じました。
加えて、ガラケーにも対応してほしいとの声もいくつか見られましたね。
決して多い口コミではないですが、対応を望む声があるのも事実といえます。
搭載機能の多さとカスタマイズ性がメリットですが、同時に設定の不便さを指摘する口コミも生じているようです。
KING OF TIMEのより詳しい内容を知りたい方はこちら
KING OF TIMEはスマホやアプリでも利用できる?
KING OF TIMEは、スマートフォンや専用のアプリを通じて、出勤・退勤の打刻や勤怠管理を簡単に行うことができます。オフィスにいなくても、外出先や在宅勤務中でも勤怠管理が可能です。
スマホでの利用
KING OF TIMEは、スマートフォンでも利用可能です。専用のアプリをダウンロードすることで、出勤・退勤の打刻や勤怠管理を手軽に行うことができます。特に、リモートワークやフレックスタイム制度を導入している企業にとって便利です。
アプリの特徴
KING OF TIMEのアプリは、GPS機能を活用した位置情報による打刻制限や、写真付き打刻など、セキュリティ面でも優れた機能を提供しています。従業員の正確な位置情報を確認でき、不正な打刻を防ぐことができます。
KING OF TIMEのセキュリティ体制について
KING OF TIMEは、SSL/TLS暗号化通信を採用し、ユーザーのデータをしっかりと保護しています。外部からの不正アクセスやデータ漏洩のリスクを大幅に低減できます。
データ保護
KING OF TIMEは、SSL/TLS暗号化通信を採用しており、ユーザーのデータを高度に保護しています。さらに、定期的なバックアップを行い、データの紛失や破損を防ぐ体制を整えています。
災害時やシステム障害が発生した場合でも、データの安全性が確保されます。
セキュリティ対策
KING OF TIMEは、不正アクセスやウイルスからシステムを守るための多層的なセキュリティ対策を講じています。また、セキュリティ監査を定期的に行い、体制の強化と改善に努めています。
企業が安心して勤怠管理システムを利用できる環境が提供されています。
KING OF TIMEのデメリット
KING OF TIMEは多機能である一方で、操作が複雑であると感じるユーザーもいます。新規ユーザーがシステムに慣れるまでには時間がかかる場合があります。
操作性の問題
KING OF TIMEは、多機能であるため、特に初めて利用する場合には操作が複雑に感じられることがあります。機能の豊富さは魅力的ですが、その反面、使いこなすまでには一定の時間と習熟が必要です。
料金体系
KING OF TIMEは、利用者数に応じた料金体系となっています。従業員数が多い企業では、コストが高くなる可能性があります。大企業では、その影響が顕著になる場合があります。
KING OF TIMEの詳細について
KING OF TIMEについて、おすすめのポイントや導入事例などを紹介させていただきました。
勤怠管理システムは、管理者側には使いやすくても、従業員側には操作が難しく、なかなか運用がうまくいかない事例もあります。
しかし、KING OF TIMEであれば、導入企業に最適な打刻方法を取り入れることができるだけでなく、豊富な導入実績に裏付けられた丁寧なサポートで勤怠管理の効率化、DXを実現することができます。
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