本記事では、オフィスコンビニについてQ&A方式で解説しております。
オフィスコンビニについてよくある疑問
A.
【オフィス内店舗型】
オフィス内店舗型はオフィス内に小規模なコンビニが設置され、従業員が常時商品を購入することが可能です。オフィスコンビニの中でも最も一般的なタイプです。
また、オフィスビル全体としてオフィスコンビニを契約し、1階などにコンビニを設置するタイプもあります。
【社員食堂併設型】
社員食堂併設型は、社員食堂とコンビニが一体化されたタイプのことです。オフィスコンビニで購入した弁当を食堂で食べることも可能です。社員食堂の利用を一般に公開している企業もありますが、従業員割引や従業員専用商品などを揃えることで、利便性を高めることができます。
【モバイルコンビニ型】
モバイルコンビニ型は移動式のオフィスコンビニで、昼食時などオフィス街を移動しながら商品を販売しています。
周辺に同様のサービスを契約している企業がある場合、時間帯によっては混雑が予想されますが、導入コストを安く抑えることができる特徴もあります。
Q.オフィスコンビニ導入費用は?
A.
オフィスコンビニの導入には以下のような費用が一般的にかかります。
1.コンビニ機器の購入費用: ¥100万〜¥500万程度
2.店舗改装費用: ¥50万〜¥200万程度
3.在庫の初期調達費用: ¥50万〜¥100万程度
これらの費用は導入するオフィスコンビニの規模や場所、商品の充実度合いによって異なるため、最終的にかかる導入費用は、オフィスコンビニを提供している企業へ見積もりをもらう必要があります。
Q.オフィスコンビニの維持に必要な費用は?
A.
【在庫調達費用】
オフィスコンビニを利用する従業員が多いほど、残る商品の数は少なくなってしまいます。また、弁当などの賞味期限が短い商品の場合、毎日調達してもらう必要があるでしょう。そのため、商品を調達するために必要な仕入れの費用や人件費などを契約したオフィスコンビニの企業に支払う必要があります。
金額については契約内容や商品の量や種類によって変動します。
【光熱費】
オフィスコンビニを維持するためには電気や水道代などの光熱費がかかります。維持にかかる費用を抑えるためには、冷蔵庫の規模を小さくし、自社の社員が補充するようにすると良いでしょう。
【修繕費】
当然、設置している機器は修繕やメンテナンスが必要になります。メンテナンス費用の負担はオフィスコンビニを提供している企業か契約した企業になるかは、契約内容を確認しましょう。
Q.オフィスコンビニの選び方は?
A.
オフィスコンビニを選ぶ際には以下の3つのポイントを踏まえて選ぶことをおすすめします。
1.場所
2.導入・維持費用
3.サービス内容
オフィスコンビニを提供している企業は増えており、サービス内容も様々です。オフィスコンビニの導入は従業員の業務効率化や満足度の向上を目的としているため、それらの目的を達成するために適したサービスを導入しましょう。
Q.オフィスコンビニが注目されている背景は?
A.
オフィスコンビニが注目されている背景として、働き方改革や福利厚生の充実のために企業が導入し始めたことが挙げられます。
また、オフィスコンビニを導入することで外出して買い物をする必要がなく、休憩時間を有効活用することができ、従業員同士のコミュニケーションを促進させるきっかけにもなるでしょう。
そして、軽食だけではなく、栄養バランスが考えられた弁当を提供することで従業員の健康を維持することが可能です。
Q.オフィスコンビニを福利厚生として導入するメリットは?
A.
【休憩時間の節約により負担を軽減する】
オフィスコンビニを導入することで従業員は外出する必要がなくなるため、買い物にかかる時間を節約することができます。また、従業員が休憩時間を十分に確保できることで心身ともにリフレッシュできるため、その後の仕事に集中でき生産性が向上します。
【従業員同士のコミュニケーションが増える】
休憩時間は昼食をとるための時間だけではなく、従業員同士がコミュニケーションをとるための時間でもあります。オフィスコンビニを導入していない場合、外のコンビニへ買い物に行く人や外食をする人などそれぞれの行動をとるため個々に過ごす時間が増えてしまうでしょう。
【従業員の満足度が向上する】
必要な物が手軽に購入できることで、出勤前の時間や休憩時間を有効に活用することができ、社員の満足度も向上すると考えられます。また、オフィスコンビニを導入することで、会社が福利厚生に積極的であることを従業員へアピールすることができます。
Q.オフィスコンビニを福利厚生として導入する方法は?
A.
【申し込み】
オフィスコンビニを提供している企業へ問い合わせ、利用申し込みを行います。
企業により商品の種類やプランなどが異なるため、それぞれ比較して適切なサービスを導入しましょう。その際、担当者と直接相談をしてから最終決定をするようにしましょう。
【設備の設置】
申し込みが完了したら冷蔵庫や商品の陳列棚など設備を設置します。設置に必要なスペースは利用規模によって変わるため、事前に設置場所の候補を決めておきましょう。
【商品の補充】
設備の設置が完了したら、商品の補充です。配送頻度が増えることで配送料など運用にかかる費用が増えるため、どのくらいの量と頻度を納品してもらうか確認しておくことが重要です。また、夏場などは商品の状態を必ずチェックすることを徹底しましょう。
【利用開始】
設備と商品が揃えば、利用開始になります。利用に関する注意事項を従業員に説明し、トラブルが起こらないよう注意を払い運用をしてください。また、従業員の意見を聞き、定期的に商品の種類を入れ替えることで満足度が高まるでしょう。
Q.オフィスコンビニのタイプは?