• 音楽業界に特化したマッチングSNSの『Signe(サイン)』とは、どのようなサービスなのか?

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    IT技術が発展し、多様な働き方を選べるようになった現代では、一つの企業で働き続ける終身雇用制度は、もはや崩壊したと言われています。

    インターネットを駆使した新しい働き方の例としては、スキルシェアやマッチングサービスが挙げられることが多いでしょう。

    自身の持っているスキルをネット上で様々な人に提供して報酬を得たり、企業が望む人材をオンライン上で簡単に探せるようになったことで、より個人の特性を活かした働き方ができるようになりました。

    今回は、音楽業界マッチングSNSとして注目の『Signe(サイン)』を運営されている株式会社ヂラフの三橋温子様と開発者の廣澤剛志様にお話を伺いました。

    音楽でつながることができる『Signe』とは

    ――『Signe』とは、どのようなサービスですか?

    三橋様:『Signe』のコンセプトは、「音楽でつながる。新しい世界が動きだす。」です。

    音楽に携わる人たちのネットワーク形成を支援し、「音楽」を盛り上げていくサービスとなっています。アーティストもスタッフも平等の立ち位置で利用することができます。

    廣澤:例えば、MV制作やレコーディング作業を手伝ってほしいアーティストがいた際に、スキルを持っている人はたくさんいるのに、マッチングに最適な場がないというケースは意外と多いのです。

    コロナ禍でオフラインでの活動が制限され、既存のつながりがある人だけが有利になり、つながりのない人がより不利になったという課題が生まれました。これらの課題を解決できるのが『Signe』です。

    ――『 Signe』の特徴や強みは何ですか?

    廣澤:『Signe』の強みは、ユーザー同士で交流できるSNS機能と、受発注ができるクラウドソーシング機能(2021年1月末リリース予定)、オンラインサロンなどを運営できるコミュニティ機能(今後リリース予定)が一体となっている点です。ネットワーキングだけでなく、実際に取引や協業をするところまで『Signe』で支援することができます。

    『Signe』と既存SNSの違いは、多数の顧客を狙うマス市場ではなく、音楽に特化している点です。音楽に携わる人のみが集まるためノイズが少なく、募集掲示板とも違い、その人の音楽性・スキル・人柄などがわかりやすくなっています。

    Twitter連携による自動アイコン設定や、プロフィール項目の充実、他のユーザーとのつながりが見えやすい仕組みなどがあり、ユーザーが集まれば集まるほど、多種多様なスキルを持った人が集まり、良い意味で想定外なコラボレーションを実現することができます。

    『Signe』誕生のきっかけは、なんだったのか

    ――そもそもどうして『Signe』を始めようと思ったのですか?

    三橋様:弊社は、もともと「ヂラフマガジン」という音楽メディアを運営しており、まだ世の中に広まってはいませんが、魅力的な新しいアーティストやコンテンツを発信しています。

    昨今のコロナ禍で、アーティストやライブハウスが苦境に立たされている状況を目の当たりにし、メディア以外でも音楽を支える方法がないか模索していた際に、音楽関連サービスを個人開発しようとしていたWebエンジニアの廣澤さんと知り合い、共同開発をすることになったことが『Signe』誕生のきっかけです。

    2020年12月には、音楽に携わる人に多数ヒアリングしながら、機能を限定したβ版リリースしました。

    廣澤:私にとっては、ライブハウスでライブを主催する友人からコロナ禍で苦労している話を聞き、ヒアリングをしたのがきっかけでした。

    間接体験にはなりますが、一音楽ファンとして、オンラインでつながることができる音楽に特化した場所を提供することで課題を解決できそうだと感じ、三橋さんと共同で『Signe』を開発することとなりました。

    『Signe』のビジネスモデルとは

    ――『Signe』のビジネスモデルを教えていただけますか?

    三橋様:『Signe』は、ユーザー登録やSNS機能は無料で利用することが可能です。

    クラウドソーシング機能とコミュニティ機能においては、有料の取引が発生した場合、手数料をいただきます。

    『Signe』の目指すものとは

    ――貴重なお話をありがとうございます。最後に今後の展開を教えていただけますか?

    三橋様:「音楽仲間を探すならSigne」とまず思ってもらえるサービスを目指します。

    オフラインで知り合ったときも、「Twitter教えて」のように「Signeやってる?」「フレンドになろう」という会話が自然に出てくるようなサービスにしたいですね。

    私は10代からライブハウスに通い詰めてきた音楽フリークで、人生の節々で音楽に救われ勇気づけられてきました。

    昨今のコロナ禍では、音楽が元気を失いかけたことに心を痛めた一方で、音楽の底力や音楽を愛する人たちの行動力に改めて敬服もさせられました。プロ・アマ、メジャー・インディー、趣味、副業などを問わず、どのような音楽も必ず誰かの支えになっているはずです。

    廣澤:誰かと音楽をしたいとき、音楽に関わる仕事をしたいときに真っ先に使ってもらえるサービスを目指し、スキルを持った人がアーティストとの接点を作ったり、スキルがまだ高くない人同士がコラボしたりすることで、相互に発展していけるようなプラットフォームとして『Signe』を成長させていきたいと思います。

    インタビューから見えた『Signe』とは

    今回、三橋様と廣澤様にインタビューさせていただき、『Signe』について貴重なお話を伺うことができました。

    新型コロナウイルスの脅威によって、ステイホームの機会が増えた今だからこそ、『Signe』のようなサービスは日本を元気にするために必要なサービスと言えるでしょう。

    スキルを持っているのに、機会に恵まれなかった人が、今後『Signe』によって様々なコラボレーションを生み出し、私たちの生活に笑顔をもたらす日も近いはずです。

    今現在、音楽業界で活躍の機会を探している人はもちろん、今後音楽業界とのつながりが発生するという方にも『Signe』は一度試していただきたいサービスと言えます。

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    今回お話を伺ったサービス:Signe

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    執筆者  STRATE編集部