ECサイトを運営している方にとって、商品量が増えたり、複数のECサイトを運営することで注文処理が煩雑になったり、管理体制に課題が生じることは珍しいケースではありません。
今回は、複数のECサイトの注文処理が一元管理できるとして注目の『助ネコ』を運営されている株式会社アクアリーフ取締役の木幡吉成様にお話を伺いました。
複数ECサイト運営の強い味方『助ネコ』とは
――『助ネコ』とは、どのようなサービスですか?
木幡様:『助ネコ通販管理システム』は、楽天やamazon、Yahoo!ショッピングなど複数のネットショップ(ECサイト)と自社ECサイトを一元管理することができるクラウド型の通販管理システムです。
『助ネコ通販管理システム』の大きな特長は、「誰でも使いこなせる分かりやすい管理画面」です。
画面の誘導にそって進めていけば、直感的な処理が可能となります。PCリテラシーの低いスタッフ、新人社員でもシステムを使いこなすことができるため、業務の簡略化は勿論のこと、教育コストも大幅に削減することができます。
また、複数のECサイトを運営しており一元管理システム未導入の場合、在庫数は手動で調整する必要がありますが、『助ネコ』を導入するとECサイト間の在庫数を連動し、自動で増減加減をすることができます。
例えば、仕入れ数10個の商品を売り損しないように、楽天市場に10個、Yahooショッピングにも10個、amazonにも10個で登録します。そして楽天で1つ売れたとします。そうすると『助ネコ』がYahoo!ショッピングとamazonの在庫数を自動で「1減らす」、といった具合です。
更に、複数サイト運営時、新商品を登録する際は、各サイトの管理画面でそれぞれ商品登録をする必要があり工数がかかってしまいますが、『助ネコ』を導入すると、助ネコ上に1回商品を登録すれば、ワンクリックで各ECサイトへ商品を登録することが出来ます。
――『 助ネコ』の特徴や強みは何ですか?
木幡様:『助ネコ』は、利用者アンケートでサポート満足度99%をいただきました。
他社の通販管理システムのサポートセンターは、「マニュアルを読んでください」といって親切に教えてもらえない、というお悩みをよく伺うことがあります。弊社はご利用ユーザー様のお困り事が解決するまで徹底的にサポートしていますので安心してご利用いただけます。
システムの使い方や設定方法が分からなくてサポートへ問い合わせても全然繋がらない、返信も来ない、といったことは一切ありません。
ご利用ユーザー様からのご要望が多いものから新機能を開発、搭載しているため『助ネコ』の便利機能は公開と共に大変好評を頂いております。なぜなら、全国のネットショップ店長さんたちの知恵や工夫がたくさん詰まっているからなんです。
基本的に助ネコは、「後からオプション追加で、結局高額な利用料に膨れ上がる」という事はありません。そういった新機能などは標準搭載されて行くため、導入後、オプションの為の追加料金は発生しないんです。
『助ネコ』は、受注管理、在庫管理、商品登録をそれぞれ単体で契約できるので、使わないシステムは契約すること無く、無駄に経費をかさ増しすることもありません。
『助ネコ』誕生のきっかけは、なんだったのか
――そもそもどうして『助ネコ』を始めようと思ったのですか?
木幡様:『助ネコ』は2004年頃、福島の和菓子、お取り寄せグルメを扱うショップ様の為にできたシステムなんです。
よくテレビで取り上げられるようになり注文が殺到、常に3週間先まで注文が溜まってしまっていることに頭を抱えていたその和菓子ショップ様から、弊社にシステム開発の依頼がありました。そこで生み出されたのが、助ネコのベースともいえる受注管理システムでした。
そのシステムを導入後、なんと1日間で注文処理を完了することができ、テレビで紹介され、何千件という大量の注文が入っても3日で出荷する事が出来るようになりました。
さらに、PC作業とは無縁であった当時のパートスタッフさんでも簡単に使いこなせたことから、全国のネットショップ様で活用できるシステムにしたいと思い、ASPシステムとして作り替え『助ネコ』として提供を開始しました。
『助ネコ』のビジネスモデルとは
――『助ネコ』のビジネスモデルを教えていただけますか?
木幡様:当社の社訓には「第一にお客様を幸せにすることを考えるべし。我社の利益はお客様の利益があってこそ」というものがあります。
社員全員がこの社訓にそって物事を判断し、業務を遂するという根幹がある為、常にお客様にやさしいシステム、会社作りを目指しています。
今どきのITシステムでは、人員削減コストカットの為サポートはwebマニュアルのみといったシステムも当たり前の時代ではありますが、当社ではお客様の声を大切にし、PC弱者様であったとしてもちゃんと使いこなせるようにサポートするのが、システムを提供する側の責任と考えます。
現在は手間とコストのかかるビジネスモデルではありますが、それは求めるお客様がいらっしゃるからなんです。私たちは、今、お客様に求められているものは何なのかという事を常に目の前の議題として置き、お客様の利便性を追求、進化して行くのが助ネコのビジネスモデルと考えています。
『助ネコ』の目指すものとは
――貴重なお話をありがとうございます。最後に今後の展開を教えていただけますか?
木幡様:これからもご利用いただくネットショップ様達からのご要望を全てシステムに搭載し、業務効率化だけでなく、『助ネコ』を使ってくださるネットショップ様の売上向上のお手伝いをしていきます。
インタビューから見えた『助ネコ』とは
今回、木幡様にインタビューさせていただき、『助ネコ』について貴重なお話を伺うことができました。
ネットショップ運営において、手入力による商品登録や在庫管理はミスが発生しやすく、システム導入で解決できる課題は非常に多いということが今回のインタビューから伺えました。
実際に『助ネコ』を導入している企業からは「多店舗展開の在庫管理が楽になった」、「売り残しや売り逃しがなくなった」、「PCに詳しくなくてもサポートが丁寧で使いこなせた」という声が挙げられており、確かな導入効果が期待できるサービスということがわかります。
特にサポート体制には定評があり、初めて通販管理システムを導入する方やPCの操作が苦手という方に『助ネコ』はおすすめです。
もちろん、助ネコパワーユーザーには大手の企業も名を連ねているところから見ても、EC初心者から大手通販企業までもカバーの出来る汎用性の高いシステムである事が分かります。
今現在、通販管理システムの導入を検討している方はもちろん、現在使っているシステムから乗り換えを検討しているという方も是非『助ネコ』の導入を検討してみてください。
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今回お話を伺ったサービス:助ネコ