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地震などの自然災害が発生した際に、従業員の安否を確認する方法を整えていない企業が多いです。
特に全国に支店や営業所を持っている企業は、被災地の情報を一早く収集して、適切な判断をしなければなりません。
そこで今回は近年注目を集めている「Yahoo!安否確認サービス」について、料金･評判･口コミを紹介していきます。
導入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
Yahoo!安否確認サービスとは？
Yahoo!安否確認サービスは、LINEヤフー株式会社が提供しているサービスです。
このサービスは、事業継続計画（Business Continuity Plan＝BCP）の一環として、災害時の初動対策をサポートします。
特に自然災害やパンデミックなどの緊急事態において、家族・従業員・学生など重要な関係者の安全確認を手軽かつ迅速に行うことができます。
おすすめの類似安否確認システム
災害時に素早く安否確認が可能： バーズ安否確認＋
(4.5)
| 月額料金 | 1,250円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 最低利用人数 | 1人〜 |
実際にバーズ安否確認＋を導入した企業からは、「短時間で90%以上の回答率が達成できた」、「携帯からも利用できるので、従業員からの不満も解消された」、「手軽に導入できた」といった声が挙げられており、価格だけでなく、導入のしやすさや利便性にも優れていることがわかります。
低価格から導入できる
バーズ安否確認＋は、月額1,250円から利用でき、安否確認サービスの中でも低価格から導入することが可能です。 1名から導入でき、1,250円で50名まで利用できるため、スタートアップ段階の企業でも導入することができます。 初期費用は不要なため、コストを抑えて安否確認システムを導入したいという方には、特におすすめのサービスとなっています。 1,000名以上での利用も可能なため、大企業で利用することも可能です。
普段から連絡網として活用できる
災害時のみならず、バーズ安否確認＋は、普段から一般のメールと同様に連絡手段として活用することができます。 テンプレート機能やアンケート機能があるため、会議の出欠確認や社内イベントへの参加確認など、幅広く利用することが可能です。 また、Webメールとしてだけでなく、ショートメールの送信も可能なため、確実な連絡が可能となっています。
ホワイトボードで情報共有を効率化
バーズ安否確認＋には、ホワイトボード機能が標準で搭載されています。 緊急時はもちろん、平常時からメッセージを書き込んで情報共有を行うことが可能となります。 書き込みは、タイムラインとして履歴で表示することもでき、タイトルをつけて複数のページを登録することが可能です。 実際のホワイトボードのように自由に書き込みをすることができるため、会議の際に利用したり、掲示板として活用することもできます。
類似サービス： ANPiS
(4.5)
| 月額料金 | 6,600円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 最低利用人数 | 1ヶ月程度 |
ANPiSとは、関西電力株式会社が提供している安否確認システムです。 必要な機能だけに絞ったシンプルな設計のため、コストを抑えて導入できる点が魅力的です。
あらゆる気象情報をリアルタイムに取得
ANPiSは、気象庁と専用線で直結しており、地震や津波などの自然災害における注意報や警報といった、あらゆる気象情報を24時間365日リアルタイムに取得することができます。
高い回答率を実現
安否確認システムにおいて課題となりがちなのが、安否確認に対する回答率です。 システムの使い方がよくわからなかったり、回答を後回しにして忘れてしまったりすることで、高い回答率が得られない場合があります。 ANPiSは、安否確認に未回答の従業員を判別してメールやLINE※を自動で再配信することができるため、回答率を高めることができます。
パンデミックにも対応
ANPiSの回答フォームの内容は、導入企業で自由に設計することが可能です。 新型コロナウイルスといった感染症の罹患状況などについても、柔軟にフォームを設計して把握することができます。
類似サービス： 安否LifeMail
(4.5)
| 月額料金 | 80円〜/1人 | 無料お試し | 30日間 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 150,000円 | 最低契約期間 | なし |
安否LifeMailとは、株式会社コム・アンド・コムが運営している安否確認システムです。 日本で最初に開発された安否確認システムとして、確かな実績があり、社会状況の変化やユーザーからのニーズに応じた度重なる改良で、使いやすく機能性にも優れたシステムとなっています。
安心の実績
安否LifeMailは、これまでに大手企業や医療機関、地方自治体など、幅広い企業・団体から導入されており、約200万人に利用されています。
コストパフォーマンスに優れている
安否LifeMailは、その安定性や機能性はもちろん、コストパフォーマンスにも優れています。 初期設定費用が初月に発生しますが、月額費は無料となっており、初月以降は、毎月の人数分課金となっているため、必要最低限のコストで運用することができます。
複数の連絡手段を利用できる
安否LifeMailでは、メール・LINE・GPSを活用することで、災害時でも安定した安否確認ができるだけでなく、位置情報を使用した救援も可能としています。 LINEと連携することで、LINEアプリから安否確認通知を受け取れるようになるだけでなく、訓練メールや業務連絡もLINEに通知することが可能です。
Yahoo!安否確認サービスの特徴
Yahoo!安否確認サービスの主な特徴としては、以下のようなものがあります。
地震情報に連動して自動でメールが送信される
安否確認サービスが地震の規模や地震が発生した地域に関する情報を入手し、被災地域に該当する従業員へ一斉に安否確認依頼メールを送信します。
手動による一斉送信ができる
メールは自動送信だけでなく、手動による安否確認依頼メールの送信も可能です。
万が一管理者がPCを使えない状況でもスマートフォンからもメールを送ることができます。
LINEで通知を受け取れる
安否確認の連絡はメールだけでなく、LINEにも届くように設定することができます。
複数の手段があることで、未確認や通知の不達を防ぎ、回答率の向上につながります。
おすすめの安否確認システム
Yahoo!安否確認サービスの料金・価格
Yahoo!安否確認サービスの利用料金は、利用するユーザー数によって異なります。
公式ホームページの情報によると、ユーザー数が100人の場合￥4,840(税込)、1,000人の場合￥29,700円(税込)が月額料金としてかかります。
とはいえ、初期費用はかからないため、業界内では最安の水準であり、年間払いをすることでさらに費用を抑えることも可能です。
Yahoo!安否確認サービスの導入事例・評判
ここからはYahoo!安否確認サービスの導入事例を紹介します。
低コストで防災対策を強化
専修大学では、2005年に策定した防災マニュアルをもとに、災害対策本部の設置や災害時の役割分担を定め、大規模災害時の防災対策を整備していました。
その後2011年の東日本大震災を契機に、防災対策の強化を図り、Yahoo!安否確認サービスを導入しています。
導入してから大きな災害に見舞われたことはありませんが、低コストで利用できるため、長期的な運用がしやすいのが魅力です。
社内の連絡網としての機能を果たす
宮城トヨタ自動車では、東日本大震災の経験から防災意識が高まり、Yahoo!安否確認サービスの導入に至りました。
災害発生時の安否確認以外にも、従業員がコロナウイルスに感染した際に、本人と家族の健康状態を確認するための連絡網として活用したり、台風の接近情報などを社内で共有する際に役立っています。
まとめ
今回はYahoo!安否確認サービスの料金･評判･口コミについて紹介しました。
Yahoo!安否確認サービスを導入することで、災害の情報や被災地の状況を一早く収集でき、適切な対策をとることができます。
従業員の安否を確認する手段が整備されていない企業は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
