新規でECサイトを立ち上げたい場合や、運営しているネットショップのリニューアルをしたい場合に、ECサイトを構築する手段としてECプラットフォームを活用しますが、様々なベンダーからサービスが登場していることもあり、なかなか自社にあうサービスが見つけられないという方も多いのではないでしょうか。
ecforceは、あらゆるビジネスのEC化を支援するECプラットフォームとして注目されています。
本記事では、ecforceの特徴や料金、おすすめのポイントなどを紹介しますので、サービス選定の参考にしてください。
ecforceとは
ecforceとは、株式会社SUPER STUDIOが運営しているECプラットフォームです。
幅広い企業のEC化を支援してきた実績があり、スタートアップから大手企業の新規D2C事業など幅広いクライアントが利用しています。
ecforceのショップは、平均年商2億円と業界でも最高水準の売上実績です。
自社でイメージしたECサイトを柔軟に設計でき、オンラインショップの運営に必要な全てのデータを一元管理することができます。
おすすめの類似ECサイト構築ツール
類似サービス: W2 Unified
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 最低導入期間 | 要問い合わせ |
W2 Unifiedとは、W2株式会社が運営しているDX/OMO対応型総合ECサイト構築システムです。 フロント画面管理、バックオフィス管理、CRMマーケティングなど、業界TOPの多種高度で豊富な機能が標準で搭載されており、セキュリティ性にも優れています。
開発〜保守まで100%自社対応
W2 Unifiedは、導入して終わりではなく、専門チームがサイト構築から支援、トレンドに合わせた情報提供までを行ってくれるため、高度なシステム運用を実現することができます。
業界TOPの機能性
W2 Unifiedは、サイト分析や広告分析、SEOといったマーケティング機能、リピーター施策に活用できるCRM機能など、販促〜業務効率化まで、実に幅広いニーズに応える950以上の機能を標準で搭載しています。
日々の業務工数を削減
W2 Unifiedには、自動受注ワークフロー機能(※特許申請中)が搭載されており、自由にセグメント化した顧客グループに対して定型的な処理をボタン1つで一括で実行することが可能です。
類似サービス: ショップアシスト
(4.5)
月額費用 | 成功報酬型 | 無料お試し | 要問い合わせ |
---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 最低導入期間 | 要問い合わせ |
ショップアシストとは、株式会社エスアイアソシエイツが運営しているECサイトの構築・運用サービスです。 自社でネットショップを10年以上運営してきた実績があり、ノウハウを活かしたサポートを提供しています。自社のネットショップ展開で得た効果の良い試作をすぐに横展開することができます。
一気通貫のサポート体制
ショップアシストは、商品企画からマーケティングまで、全体戦略を選任のECコンサルタントが統括、Web制作チームやサポートチームなどとシームレスに連携して、スピーディーかつ効果的な戦略を実現しています。
成果報酬型の価格形態
ショップアシストは、必要最低限の初期費用となっており、月額の費用は成果報酬型です。 売上に比例して業務範囲を拡大してくれるため、選任の担当者を雇うよりもコストとリスクを抑えて、自社ECサイトの運用を開始することができます。
柔軟な対応が可能
ショップアシストでは、これまで多数のクライアントのネットショップを開発してきたノウハウと、自社のネットショップ運営をしてきた経験をもとに「EverCart」というオリジナルカートシステムを開発・販売しています。 そのため、1からECサイトを開発する場合と比べて、コストと納期を大幅に削減することができます。
ecforceのおすすめポイント
柔軟なサイト設計が可能
ecforceは、自社で思い描いた柔軟なショップ開設が可能です。
単一の商品をランディングページで販売したい場合や、ブランドイメージを表現した商品販売など、用途に合わせて最適なオンラインショップの開設が実現できます。
ユーザーのコンテキストに合わせたランディングページ作成が可能な機能を搭載しており、デザインテンプレートは自由に作成可能です。
費用対効果を最大化
ecforceには、ビジネスの立ち上げにインパクトがあるCVRを引き上げる豊富なマーケティング機能を搭載しています。
CVR向上に効果的なEFO(入力フォームの最適化)を標準で搭載しており、非会員でも1クリックで決済ができるなど、購入導線にこだわったマーケティング機能を利用することができます。
LTVの最大化を実現
より自社のビジネスを成長させていくには、顧客との良好な関係を構築して一人ひとりのLTVを高めていく必要があります。
ecforceでは、顧客情報の基本的な情報を管理できる機能や会員ランクの設定機能など、顧客とのコミュニケーションを深める様々なCRM機能があるため、LTVの最大化が実現できます。
業界最高品質のサポート体制
ecforceでは、1ショップあたり平均2人〜3人のカスタマーサポート担当者がアサインされており、その誰もがオンラインショップの運営知識を保有しています。
また、マーケティングからサプライチェーンまで幅広い工程の知識を有するプロによるナレッジの提供や、パートナーの紹介など、事業拡大のためのサポートもしており、業界でも最高品質のサポート体制は大きな特徴です。
外部サービス連携について
ecforceでは、様々な外部サービスと連携することで事業成長の加速をサポートします。
連携可能なサービスは、ユーザーからの声を反映して日々増えています。
連携可能なサービスの一例は、以下の通りです。
- 共栄物流サービス
- はぴロジ
- クラウドロジ
- LTV-Lab
- アクションリンク
- うちでのこづち
- O-PLUX
上記以外にも幅広いサービスとの連携ができます。
ecforceの主要な機能
ecforceに搭載されている主な機能を紹介します。
- パーソナライズ対応:顧客の購買データだけではなく、顧客のパーソナライズデータを顧客と紐付け一元管理
- アクションオファー機能:顧客のウェブ上での行動に合わせてアップセル・クロスセルのオファーが可能
- セット販売機能:顧客が商品を購入する際に、商品の詰め合わせを自由に選択
- 離脱防止ポップアップ:購入途中で離脱しようとした顧客に対してクーポンなどを表示
- 1クリック決済の確認画面スキップ:購入画面をスキップして非会員でも最短1クリック決済を実現
- 広告管理機能:専用の広告タグコードを設定して、広告URLごとに様々な分析が可能
- オペレーション自動化機能:自動シナリオを登録することで、メール送信や対応状況の変更などを自動化
- クーポン機能:ショップ内で利用できるクーポンを発行
オプション機能について
ecforceで利用できるオプション機能を紹介します。
- Amazon Pay:購入者が支払い方法でAmazon Payを選択可能
- ステップメール:予め設定した条件にマッチした顧客を自動で検知し、広告メールを配信
- 自動化設定:操作業務の一部を自動化
- 変更履歴:操作権限ごとに変更を行なった操作内容を記録
- CS機能:CS画面で顧客情報や受注一覧などを一元管理することが可能
- FTP:ecforceが使用するファイルサーバーとの接続情報を開示
- 離脱防止ポップアップ/ v2:顧客の離脱時にポップアップを表示
- 外部サービスAPI連携:ecforceに対応した外部サービスとecforceの管理画面を連携
- 再オーソリバッチ機能:与信落ちした注文に対して、再オーソリを自動で実行
- クレジット洗替機能:クレジットカードの有効期限が切れるエンドユーザーから新たなカード情報を聞かずに継続課金を可能に
- Webhook管理:イベントの通知を受け取ることが可能に
- エポスカード即時発行スキーム:購入フォームから新規クレジットカードの即時発行、購入が可能
- セット販売機能:複数SKUをセットで販売することが可能
ecforceの料金·価格
ecforceでは、3つの料金プランを提供しています。
- STANDARD PLAN:標準搭載された機能でECの効率化や売上アップを目指すプラン
- EXPERT PLAN:数億円規模の流通売上でも売上の最大化を実現するプラン
- MIGRATION PLAN:他社カートシステムからの移行を検討している方におすすめのプラン
※価格情報は、2022年10月時点のもの
システム移行について
ecforceでは、既存システムからの移行をサポートするシステム移行プランを提供しています。
- 導入:要件定義や開発機能の検討、移行元カートシステムの調査など
- 設定:管理画面設定対応、操作方法レクチャー、各種資料展開など
- リハーサル:移行手順書作成、データ移行リハーサル実施、決済疎通確認リハーサル実施など
- システム移行完了:移行手順書作成、移行元カートシステム停止対応など
ecforceのカスタマーサポートについて
電話・メールでの問い合わせ
電話回線が全て埋まっている場合は、留守番電話に繋がります。
また、メールでの問い合わせに関しては、コールバックでの対応も実施しています。
チャットでの問い合わせ
オプションの「ecforceプラスサポート」を申し込むことで、チャットでのサポートも受けられるようになります。
ecforceのセキュリティ対策は?
データの暗号化・暗号化通信
ecforceでは、顧客のデータを、データベース上で暗号化しているため、第三者が閲覧しようとしても解読することはできません。
また、SSL(Secure Socket Layer)を用いて暗号化通信を実装しているため、情報の秘匿性がしっかりと担保されます。
セキュリティ機能
管理者画面への2要素認証設定・IPアドレスによる接続元制限などの設定も行えます。
ecforceとShopifyの違いについて
サービス内容
ecforceは、サポート体制が手厚く、広告管理機能や、フォーム一体型LPなどの機能も充実しており、これらはShopifyにはない特徴です。
幅広い機能を利用した場合は、ecforceをおすすめします。
コストパフォーマンス
料金プランを比較すると、ecforceは割高だが機能が充実しており、Shopifyは割安だがカスタマイズが必要な点な点が特徴として挙げられます。
自社にカスタマイズできるリソースがない場合は、初めから幅広い機能が搭載されているecforce、一方、開発リソースやノウハウを所有している企業であれば、Shopifyは使った方がコスパに優れていると言えます。
ecforceの導入事例・評判・口コミ
30人必要だった作業が1人で可能に
“これまで3つのカートシステムを試してきたのですが、柔軟なカスタマイズができないなど、課題が多く悩んでいました。ecforceは、事業スケールに合わせてAPI連携などができ、直感的に操作できる管理画面も導入の決め手になりました。以前はアナログに行っていた作業もecforce上で可能になったため、オペレーションコストや発送ミスの削減ができ、30人必要だった作業が1人で可能となっています。”(mederi株式会社様)
丁寧なサポート体制でスムーズに導入
“複雑な構成をしている自社商品の販売方法に対して、ecforceであれば定期通販によって実現できると思いました。担当者の方が初期設定や使い方を丁寧に教えてくれたため、ストレスフリーに導入することができました。導入後に必要となる設定もマニュアルを作成してもらっていたので助かっています。今後はチャットボット機能をもっと活用していきたいと思います。”(株式会社 北の達人コーポレーション様)
ecforceのいい評判・口コミ
ecforceでは、以下のような良い口コミ・評判がありました。
ecforceの良い口コミ・評判
・EC初心者にも使いやすく、すべての作業がスムーズに進むようになった。
・管理者はECに必要なあらゆる機能が通気一貫で利用でき、ユーザーはストレスなく簡単にECを利用できている。
・クーポン機能、離脱防止ポップアップなど様々なサービスを利用できる。
ecforceはECに必要な機能が全て揃っており売上の最大化に大いに役立っています。
機能が豊富なため、ecforceだけでページを管理できるようになるため、管理もしやすいと評判でした。
ユーザー側に配慮した使いやすいUIとページ作りで売上改善に十分な効果が見込めるシステムです。
メール送信や対応状況の自動対応など、大幅な運用コスト削減にも効果があります。
ecforceのその他評判・口コミ
ecforceでは、その他に、以下のような口コミ・評判がありました。
ecforceのその他口コミ・評判
・既存サイトのデザインをそのまま移行する時、ecforceの仕様に合わせて手動で調整しなけれならない箇所が多く、手間がかかる。
・ecforceで決済を行う際は連携できる決済代行業者を利用する必要がある。
・システム内で付けられた専門的な名称を覚えるのが大変で理解するまで時間がかかる。
新規にECショップをデザインする場合は効率的にサイト構築ができる反面、既存のサイトをecforceに移行する場合には手間がかかるようです。
既存のデザインをecforce仕様に合わせて手動で修正を行う必要があります。
決済システムも連動できるものをしっかりと選ぶ必要があり、決済だけ別システムで処理することになります。
ecforceを導入した結果は?
ecforceを導入した結果に関しては、以下のような評判・口コミがありました。
ecforceを導入した結果に関する評判・口コミ
・アップセル機能、ステップメール、クーポン機能などが標準装備されているので様々な事に応用しやすい。
・お客様が最初にみるページに決済フォームが付いているため、かご落ちがたいぶ減っていると思う。
・広告運用で直接コードを書き込まなくてもファイル設置で埋め込みできるので、視覚的にサイト内の整理がしやすい。
機能が豊富で、ページを離れる際にポップアップ通知でユーザーを引き留めることや、クーポンの発行を行い購買意欲を高めることができます。
広告運用のページ作りもコードの埋め込みが必要なく、簡単操作で広告の貼り付けも行えるため、作業効率も改善されます。
ecforceの改善希望ポイントは?
ecforceに関しては以下のような、改善希望ポイントがあるようです。
ecforceで改善して欲しいポイント
・かご落ちツールを確認画面スキップの場合に使えるように改善してほしい。
・管理画面ページがわかりにくく、遷移しづらい印象があるため改善してほしい。
・海外製のシステムに比べてカスタマイズ性がやや弱い。
機能が豊富であるため、システムの専門用語も多く使いこなすのは大変そうです。
様々な機能が容易されているため、カスタマイズ性が弱く企業ごとに特化したページ作りには不向きかもしれません。
サービスが充実している分、他社のサービスより料金が高めという声もあったため導入する際はしっかりと検討しましょう。
よくある質問
ecforceの特徴はなんですか?
ecforceは、従来のECシステムにおいて課題であったマーケティングやサブスクリプションにおける機能面の適合を強化したサービスとなっています。
問い合わせへの対応はどの程度可能ですか?
メール・電話での問い合わせ窓口による1対1の手厚いサポートを提供しております。
外部ツールとの連携実績はありますか?
広告ASPツール、CRMツール、WMSシステムなど、様々な外部サービスとの連携実績がございます。また、連携実績のないサービスでもAPIによって連携可能となる場合がございますので、お気軽にお問い合わせください。
導入後のアップデートアップデートはされますか?
毎月20〜30箇所以上のアップデートを実施しております。
販売ページのカスタマイズはできますか?
可能です。ショッピングカート機能やテーマ管理機能によって、自由度の高い販売サイトを実現できます。
ecforceの詳細について
ecforceについて、おすすめのポイントや導入事例などを紹介させていただきました。
企業ごとに扱う商品も異なり、ブランドイメージも異なるため、よりCVRを高めていくためには、柔軟なカスタマイズができるECプラットフォームが必要となります。
ecforceであれば、企業ごとに合わせた柔軟なカスタマイズや外部サービス連携で、企業の更なる成長をサポートすることができます。