インターネットFAXは従来のFAXと違い専用の機器が不要で、パソコンやスマートフォンなどからFAXを送信することができます。
しかし、インターネットFAXを利用するにあたって、送信費用や通信費はどのくらいかかるのか分からず、気になる方も多いのではないでしょうか?
今回はインターネットFAXを利用する際にかかる費用について解説していきます。
従来のFAX必要な費用
インターネットFAXにかかる費用を確認する前に、従来のFAXを利用する際にかかる費用から見ていきましょう。
FAX複合機の購入費またはリース代
従来のFAXを利用する際には専用の複合機を購入またはリースする必要があります。複合機の性能にもよりますが、購入する場合は約¥20,000〜¥100,000ほどがかかり、リースの場合¥5,500が相場となっています。
インクやトナー代
複合機を購入してたとしても、インクやトナーがなければ印刷をすることができません。インクやトナー代の相場は1色あたり¥1,000ほどで、A4サイズのコピーをした場合1枚あたり白黒なら約¥0.4、カラーなら¥0.9です。
用紙代
インクやトナーと同じく印刷時に必要になるのがコピー用紙です。材質やサイズにもよりますが、A4サイズの用紙の場合500枚で500円ほどで購入することができます。
送受信費用
FAXを送受信する際には通信費がかかります。この費用は送受信を行う距離によって異なりますが、県内20km以内の範囲で送受信を行う場合は¥22/90秒となっています。
インターネットFAXに必要な費用
従来のFAXに必要な費用について確認してきましたが、ここからはインターネットFAXにかかる費用について解説します。
初期費用
インターネットFAXを導入する際にはシステムやアプリを購入する必要があります。また、初期費用がかかるのが一般的ですが、サービスの種類や契約プランによって異なるため、正確な初期費用についてはサービス提供会社へ問い合わせをすることをおすすめします。
インターネットFAXの初期費用は¥0〜¥1,100ほどが相場です。
月額費用
インターネットFAXを継続して利用する場合は月額費用を毎月支払う必要があります。サービスの種類や契約プランによって異なりますが、¥1,500〜¥3,000が相場です。
年間契約をすることで、毎月の月額費用を抑えることができるため、長期的に利用を検討している方は1年ごとに契約することをおすすめします。
送受信料
インターネットの送受信にかかる費用は従量課金制となっていることが一般的なため、基本料金は¥0で100枚程度までは送受信することができます。それ以上に送受信を行う場合は、各サービスのホームページなどで料金を確認しましょう。
インターネットFAXの通信費を抑えるコツ
インターネットFAXの費用については前述しましたが、いくつかのコツを知っておくことで費用を抑えることができます。それぞれについて詳しく解説していきます。
自社の送受信数に合ったプランやサービスを選ぶ
インターネットFAXは送受信を行った枚数に応じた通信費がかかる従量課金制となっています。また、契約プランによっては基本料金内で送受信できる枚数が決められているため、自社の送受信数に合ったプランやサービスを選びましょう。
固定費がかからないor安いものを選ぶ
インターネットFAXを利用する際にかかる初期費用について前述しましたが、サービスによっては初期費用が¥0のものもあります。また、月額費用も年間払いにすることで、安く抑えることができるので参考にしてみてください。
メールやクラウドサービスでのデータ送信も検討する
インターネットFAXは複合機を使った送受信だけでなく、メールやクラウドサービスを活用してデータ送信をすることも可能です。これにより毎月の固定費を抑えることができるだけでなく、データの管理がしやすくなるメリットがあります。自社の利用目的に合わせたサービスを検討しましょう。
インターネットFAXの通信費は従来のFAXより安い
今回はインターネットFAXを利用する際にかかる費用について解説してきました。従来のFAXを活用するよりも通信費を抑えることができ、効率的に顧客へアプローチすることができます。
また、インターネットFAXはアプリやその他の営業ツールと連携することで、さらに成果を出すことができますので、複数のサービスを比較して自社に適したサービスを導入してください。