KYCとeKYCは本人確認の方法ですが、この2つには明確な違いがあります。
クレジットカードの新規登録など、個人情報を取り扱うサービスで多く使用されるため、違いをチェックしておきましょう。
この記事では、KYCとeKYCの違いを詳しくまとめました。
KYCの方法とeKYCのメリット・デメリットとあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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ネクスウェイ本人確認サービスは、オンラインで本人確認から書類の目視によるチェック、その他KYC業務に必要な工程をワンストップでサポートしてくれるため、本人確認作業に人員を割くことが難しい方という方にもおすすめです。
スムーズなオンライン確認を実現
ネクスウェイの本人確認サービスでは、スマートフォンで撮影した本人確認書類と顔写真だけでスピーディーな本人確認を実現します。
チェック業務をアウトソーシングできる
ネクスウェイ本人確認サービスでは、これらの業務をアウトソーシングすることができ、BPOセンターの専任スタッフが犯収法に準拠したフローで、eKYC後の本人確認業務を代行してくれます。
eKYCに対応できない顧客もフォロー
「本人確認･発送追跡サービス」を利用することで、セキュリティに配慮した迅速な本人確認書類の郵送を可能とし、顧客との取引開始までにかかる時間を短縮させることができます。
KYCとは？
まずはKYCの基礎知識とeKYCとの違いを解説しましょう。
本人確認方法のひとつ
KYCとは「Know Your Customer」の略称であり、顧客を知るという意味があります。
本人確認をする際の手続きを指していて、顧客の身元や取引履歴をチェックすることです。
銀行口座開設やクレジットカードの新規登録などをする際に、対面や郵送で本人確認を行います。
KYCとeKYCの違い
eKYCの「e」は「electronic（電子）」という意味があります。
つまりeKYCとは、オンライン上で完結する本人確認のことです。
KYCは対面や郵送での本人確認、eKYCはオンライン上で本人確認といった違いがあります。
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KYCの方法
KYCの方法を、書面と対面、オンラインに分けてまとめました。
書類を郵送して本人確認を行う方法
書類でKYCをする場合、まずは申請書類や申請書で申し込みをします。
本人確認用の書類が届くので、氏名や住所などが記載された写真つきの本人確認書類をコピーして送付しましょう。
なお、写真つき本人確認書類には、運転免許書やマイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポートなどがあげられます。
対面で本人確認を行う方法
対面でのKYCでも本人確認書類が必要です。
店舗まで足を運んで対面で本人確認用書類を提示して、矛盾がないかチェックします。
オンラインでの本人確認
オンライン上での本人確認（eKYC）は2種類に分けられます。
セルフィー型
顔写真つき本人確認書類をスマホなどで撮影して、アップロードしましょう。
撮影された人物と本人確認書類の内容が同一だと認められれば、本人確認は完了です。
フェデレーション型
フェデレーション型本人確認サービスを利用します。
過去に本人確認に使用した情報を、ユーザーの同意のもとで指定する事業者に提供して本人確認をする形です。
eKYCのメリット｜ユーザー視点
ユーザー視点でみた際の、eKYCのメリットをまとめました。
どこにいても本人確認を行うことができる
eKYCならオンラインで本人確認で行えます。
郵送や対面でのKYCと違い、インターネット環境があればどこでも本人確認が可能です。
スマホなどで写真を撮影すればいいだけなので、コピーや店舗の訪問といった手間もかかりません。
サービスをすぐに利用できるようになる
eKYCならオンラインで写真をアップロードするだけで、本人確認が完了。
郵送や対面での本人確認と違い、サービスを利用できるまでの時間がスピーディです。
即日対応のサービスもあるため、すぐにサービスを利用したい方に向いています。
eKYCのメリット｜事業者視点
事業者視点で見たときの、eKYCのメリットを解説しましょう。
本人確認にかかる手間を大幅に減らせる
eKYCはユーザーがアップロードした写真をチェックするだけで、本人確認が完了します。
書類によるKYCと違い、書類の発送や整理、保管などが必要ありません。
本人確認にかかる手間やコストを大幅に削減でき、業務効率アップにつながります。
なりすましなどの不正を防止する
eKYCでは、撮影した顔写真と本人確認書類を照合して本人確認をします。
顔認証や生体認証を導入したeKYCなら、他人がなりすますのは困難です。
なりすましなどの不正を防止でき、安全に本人認証ができるでしょう。
ユーザーを新規獲得できる
本人確認の手続きを簡略化して離脱を防ぎます。
すぐに本人確認が終わるため、ユーザーの意欲が下がらないうちに利用してもらえるでしょう。
郵送や対面などの本人確認の手間を嫌うユーザーを、新しく取り込めます。
KYCとeKYCの違いをチェックしよう
KYCとは本人確認のこと、eKYCは電子での本人確認のことを指します。
本人確認方法に違いがあるので、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
eKYCのメリットもユーザーと事業者にわけて紹介したので、ぜひ参考にしてください。
