360度評価の導入を検討する上で、メリット・デメリットを理解してシステムを選びたいと考える方が多いのではないでしょうか。
本記事では360度評価のメリット・デメリットとおすすめの360度評価システムを3つご紹介します。
おすすめのタレントマネジメントシステム
類似サービス: HRBrain
(4.5)
月額費用 | 要見積もり | 無料お試し | 7日間無料 |
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初期費用 | 要見積もり | 最短導入期間 | 最短即日〜 |
HRBrainとは、株式会社HRBrainが運営するタレントマネジメントです。 組織診断サーベイからタレントマネジメントまでをワンストップで実現することができ、あらゆる人材データを一元管理することで、業務の効率化やデータ分析・活用が可能です。
人事評価を効率化
HRBrainを導入することで、煩雑化していた人事評価の集計作業を完全自動化することが可能です。 進捗管理や未提出者に対する催促もワンクリックで可能なため、人事評価業務にかかっていた工数の大幅な削減につながります。
人材データの一元管理、スキルの見える化を実現
HRBrainによって、紙やExcelなどに分散していた人材データを一元管理することが可能です。氏名などの基本情報に加え、スキルや特徴の見える化も可能とします。
最適な人材配置が可能になる
人材配置に必要なデータを一元管理して、異動候補者を見える化、適切な人材配置を可能とします。 人材データをクロス集計して、客観的なデータを元にした人材配置を行うことで、勘や経験に頼った人事からの脱却、人材育成の活性化につながります。
類似サービス: JobSuite TALENTS
(4.5)
月額料金 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
JobSuite TALENTS(ジョブスイートタレンツ)は、従業員のさまざまな情報を集約し、厚みのある人材データベースを継続的に構築していくための、人事業務プラットフォームです。経験や実績だけではなく、社員一人ひとりの性格や能力といった詳細な情報が把握できるようになることで、個人が最大限の能力を発揮できるような人材配置、人材育成が可能となります。
「社員と組織の見える化」と「人事業務のプロジェクト化」を同時に実現
従来の人材管理システムの要素に、人事の業務プロジェクト管理の要素をプラスした人事業務プラットフォームとして、JobSuite TALENTSを生み出しました。JobSuite TALENTSは、社員データベースとしての活用のみならず、日常の人事業務を計画的に実行するための支援機能を備えることで、毎日の人事業務のクオリティ向上に寄与します。
導入企業にあった柔軟なカスタマイズが可能
JobSuite TALENTSを運営するステラスは、有名大手企業での複雑な業務プロセスへの対応実績があり、導入の課題解決に最適な機能を個別にカスタマイズすることが可能です。自社で人事データベースをゼロから構築する場合や、大手HRM(Human Resource Management)パッケージを導入する場合と比較して、低価格かつ柔軟性に優れているため、自社オリジナルの運用しやすいシステムの構築が実現できます。
より広範な人事領域のDXを実現
JobSuite TALENTSを導入することで、より広範な人事業務のDXを実現することが可能です。一例としては、JobSuite TALENTSによって自社で活躍している人材の傾向が把握できるようになることで、JobSuiteシリーズの「JobSuite CAREER」や「JobSuite FRESHERS」を用いた採用活動において、そのデータを活かすことができるようになります。
類似サービス: ざんまいクラウド
(4.5)
月額料金 | 300円〜(利用イベントによって異なります) | 無料お試し | 90日間無料 |
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初期費用 | 30,000円 | 最短導入期間 | 5日程度 |
ざんまいクラウドとは、株式会社K2インフィニティーズが運営している人事評価業務支援アプリケーションです。 正式利用申し込みから最短5日で利用開始できるスピード感と、Webブラウザ・インターネット環境があれば、すぐに利用開始することができる手軽さが魅力的なサービスで、コスト面にも優れています。
テンプレートで簡単に始められる
ざんまいクラウドには、評価シートや目標管理シートのテンプレートが用意されているため、社員情報の登録をすることで、すぐに運用を開始することができます。
費用対効果に優れている
ざんまいクラウドは、費用対効果にも優れています。 目標管理シートを使う場合は、1アカウントにつき月額200円と低コストから利用することができ、シートを使う月だけ費用が発生するため、無駄なコストが発生することがありません。
人事評価の業務負担を軽減
ざんまいクラウドの目標管理シートの構成は、汎用のパラメータがあるため、どのような条件のシートに対しても、自由自在かつ無制限に構成することができます。
360度評価とは
360度評価とは、上司だけでなくさまざまな立場の関係者が従業員の執務態度や業務遂行行動の評価を行う手法です。複数の従業員が互いに評価し合うため「多面評価」とも呼ばれます。
360度評価のメリット
多面評価のメリットは2つで、「多面的な評価が可能」と「フラットで円滑なコミュニケーションが生まれる」ことです。それぞれについて解説していきます。
多面的な評価が可能
360度評価は複数人の従業員が互いに評価を行うため、上司から部下に対する一方的な評価に比べてより多面的な評価を集めることができます。評価を受けた従業員も多面的な評価をもらえることで自分自身を客観的に判断できるようになります。
フラットで円滑なコミュニケーションが生まれる
360度評価では、従業員の関係性に関わらず評価し合います。そのため、従業員同士がフラットに意見を出せるようになり、会社のコミュニケーションが円滑になるでしょう。また、360度評価の取り組みは会社の組織活性化にもつながります。
おすすめのタレントマネジメントシステム
360度評価のデメリット
360度評価を導入するメリットがある一方で、360度評価にはデメリットも存在します。メリットとデメリットの双方を理解することで適切に導入することができるため、ここからは360度評価のデメリットについて確認していきましょう。
結果に落ち込む社員もいる
360度評価では従業員の良い部分とともに改善点も評価されます。本人のためを思った評価であったとしても、意見の書き方や受け取り方次第では落ち込んでしまうこともあるでしょう。その結果、従業員が職場に対してマイナスの感情を持ち、モチベーション低下につながってしまいます。
評価を気にしすぎて人間関係が悪くなる可能性
360度評価は会社の全方位から評価を受けるため、評価を気にしすぎてしまうと人間関係が悪くなる場合があります。とくに部下から上司を評価する場合、率直な意見を提出してしまうと自分の評価を落とされてしまうのではないかと考えてしまうことで忖度が起きる可能性があるでしょう。
360度評価システムとは
360度評価システムを導入することで、360度評価をシステムで効率的に行えるようになります。ここからは360度評価システムの機能や導入費用について解説していきます。
主な機能やできること
360度評価システムの主な機能は大きく分けて3つあります。
まず、360度評価システムの1on1記録機能や組織分析機能を活用することで、マネジメントや人材育成を効率的に行うことができます。また、アンケート調査やアラーム機能を使うことで従業員のモチベーションを高め組織への帰属意識を高められるでしょう。
多様な評価項目があるシステムでは、自己改善や能力開発を促進して組織改善を行えます。
導入メリット
導入メリットは以下の3つです。
・Exelやスプレッドシートで煩雑に管理していた評価を一元管理して効率的に評価を行える
・評価シートが見やすいため本人の次の行動計画が立てやすい
・人材データベース連携で人材のマネジメントに活用できる
このように導入することで得られるメリットは非常に大きいでしょう。
費用
360度評価システムの費用は月額固定制の場合が多いですが、ユーザー数によってプランや費用が変動するので各システムのホームページで事前に調べましょう。
また、システムによってはさらに細かい機能を目的に合わせて追加することができますが、月額の基本料金に加えて追加の費用が必要となります。
おすすめの360度評価システム
ここからは、おすすめの360度評価システムを紹介していきます。費用も簡単に載せておくので参考にしてください。
CBASE 360
CBASE 360は1,000社以上の導入実績があり、90%以上の企業がリピートしています。一般社員から管理職まで立場に応じて求められる行動と認識のギャップを4段階で可視化できる機能があります。
対象者によって費用が変わりますが、従業員一人当たり月に¥3,200から¥5,000で利用できます。
360(さんろくまる)
360の特徴は匿名性があることによって人間関係が悪化するリスクを軽減できることです。スマートフォンやタブレットなどの携帯端末でも利用可能なので、外出が多い社員でもスムーズに評価を行えます。
初期費用は¥110,000で、評価を行う人数によって変動する利用料が追加でかかります。
GROW360
GROW360は国際特許を取得した従業員の潜在的気質の測定と25項目もの行動特性を元に診断することができる360度評価システムです。また、大手企業やグローバル企業など60万人の実測データを利用して社外と比較することもできます。
評価アンケートの受験料が一人当たり¥4,000程度かかりますが、その他詳細は公開されていないため、問い合わせる必要があります。
360度評価システムのメリットを正しく理解し導入しましょう
360度評価は多面的な評価とフラットで円滑なコミュニケーションを実現できる、メリットの多い評価制度です。
システムを導入することで収集したデータを一元管理することができるだけでなく、匿名性や人間関係の悪化を防ぐことができるため、360度評価の取り組みを考えている方はシステムの導入も検討しましょう。
ただし、360度評価は適切に行わなければ従業員の関係性が悪くなったり、モチベーション低下に繋がってしまいます。360度評価システムの導入効果を高めたい方はぜひ本記事を参考にしてください。