eラーニングはインターネットを使用した学習システムで、隙間時間に効率的に学習することができます。
eラーニングは有料のものが多いですが、無料で受講できるeラーニングシステムもあります。
無料で使用できるeラーニングシステムにはどんなものがあるか、それぞれの特徴も比較します。
無料のeラーニングシステムのメリット
無料のeラーニングシステムのメリットは、費用をかけずにeラーニングシステムが使えることです。
無料でeラーニングシステムを導入し、操作性を確認してから有料版を導入するか決めるといったトライアルのように利用することもできます。
無料のものは、どの会社でも利用できるようなセキュリティやビジネスマナー講座などが多いです。そのため、教材の作成などの準備の手間を省くことができます。
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「社員の動画学習」なら”etudes”

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「etudes」は、パソコン・タブレット・スマートフォンでの動画学習はもちろん、PDF等のファイルを使った学習・アンケートにも対応しているため、学習内容の理解度を確認するテストも作成・配信することができます。また、オンラインのみならず、集合研修の実施に関しても手厚くサポートしており、申し込みから履歴まで、「etudes」で管理することができます。
無料のeラーニングシステムのデメリット
無料のeラーニングシステムは、有料のeラーニングシステムと比べるとセキュリティ面や運用面で不安があります。
有料版はセキュリティ対策をしていたり、サポートを手厚くしたりしている場合もあります。高いセキュリティを求める場合や運用やサポート面の充実を求める場合は、有料版の方が適しているでしょう。
また、無料でも結局費用が発生する場合もあります。コンテンツの利用料が必要となったり、データ容量が足りなくなったりして、有料版に切り替えざるを得ないことがあります。
おすすめのeラーニングシステム
無料のeラーニングシステムを選ぶ際の注意点
人数制限があるか
無料版システムの多くは利用人数が制限されています。人数制限についてはシステムによって変わりますが、5人〜10人の場合もあり、規模の大きい会社では利用しにくいかもしれません。
利用期間制限があるか
無料システムの中には最初の1〜2か月は無料で利用でき、それ以降課金しなければ利用できないという場合もあります。
そのため、無料で利用できる期間を確認する必要があります。
利用可能な教材コンテンツに制限があるか
eラーニングシステムでは教材コンテンツを使って学習しますが、無料システムで扱われている教材は、最初の2〜3個は無料で閲覧できてもそれ以降は有料になる場合があります。
利用できる教材コンテンツの確認も必要です。
無料で受講できるeラーニングシステム2選
大塚ID ビジネスeラーニング
無料でビジネス関連講座を受講できます。
利用するには大塚商会の会員登録が必要ですが、無料で登録できます。
無料で提供されている教材のカテゴリは、セキュリティ・ビジネスマナー・働き方改革・営業スキル、社会人モラル、ビジネス教養、スキルアップなど、ビジネスに役立つ情報や、新人教育に最適な内容が網羅されています。
新型コロナウイルス拡大でテレワークになり、なかなか新人教育ができない場合や、スキルアップのために個人で利用することができます。
えらべる倶楽部
えらべる倶楽部は、会社が加入できる福利厚生サービスの一種です。えらべる倶楽部内では、200以上ものさまざまな無料講座を受講できます。
特に資格取得などスキルアップに役立つ講座が多くあります。
例えば、システム開発と運用、コンピューターシステムの講座など、技術者向けの講座もあります。
また、育児休業や介護休業などの労働法や労務関連の講座もあります。
講座は回数の制限なく受講することができます。
まとめ
eラーニングは有料のものが多いですが、無料で受講できるeラーニングシステムもあります。
無料のeラーニングシステムのメリットは、費用をかけずにeラーニングシステムが使えることです。
無料でeラーニングシステムを導入し、操作性を確認してから有料版を導入するか決めるといったトライアルのように利用することもできます。