新人社員が入社した場合に必要となるのが社員研修です。従来の働き方とは違い、働く時間や場所も多様化した現在では集合研修だけでは社員教育が難しくなってきたという課題を抱えている企業が増えています。
ベテラン社員の退職によって満足のいく教育メニューが作れない企業や、教育結果が管理できていない企業などの課題を解決するために社員教育サービスが注目されはじめました。
今回はそんな社員教育サービスの中でもクラウドによって、離れた拠点にいる従業員の教育も可能とするAirCourse(エアコース)というサービスをご紹介させていただきます。
AirCourseとは
index
AirCourseとはKIYOラーニング株式会社が提供しているクラウド社員教育サービスです。
わかりやすい社員研修コースが受け放題ということもあり、人材育成において抱えている課題を抱えている企業から多数導入されています。社員研修を管理する管理者側にとっても便利なレポート機能や研修管理機能なども搭載されているので総合的に社員教育を効率化することが可能です。
AirCourseの機能·特徴
動画研修が受け放題
AirCourseではコンテンツプラスという料金プランを契約することで動画による標準コースを制限なく受講することが可能になります。
テーマ別や新人·若手·中堅などの階層別でも様々な研修動画が提供されているので、自社で教育に組み込みたい動画コンテンツを選択してオリジナルの動画マニュアルを作成することが可能です。
人気の動画コンテンツとしては情報セキュリティに関する基礎講座やパワーハラスメント研修などコンプライアンスに関する動画が多数公開されています。
自社研修動画も簡単に作成可能
標準コースだけでは自社の独自業務の研修ができないという場合は、自社で撮影した動画をAirCourseにアップするだけで簡単に研修動画を作成することができます。
専用の機材を使わずにスマホのカメラで撮影した動画でもアップロードすることが可能なので費用をかけずに簡単に自社オリジナルの動画マニュアルが作成可能です。作成した動画は、社内はもちろんグループ内でも配信することができます。
教育結果を一元管理
せっかく社内研修を充実させてもその効果や結果が把握できていないのでは意味がありません。また、従業員がどんな研修を受けたのか履歴が確認できる管理体制を整備しておくことも重要です。
AirCourseでは教育履歴や従業員の受けた教育結果を一元管理することが可能です。
レポート作成機能があるのでeラーニングや研修の受講状況·結果を可視化することができます。管理者がわざわざエクセルでまとめる必要はないので管理の手間を大きく軽減することができます。
受講者ごとの受講状況が把握できるようになり、コース評価の分析による教育プログラムの改善、フォローアップ、社内資格制度への活用などが可能になります。
AirCourseの料金·価格
AirCourseの料金は初期費用0円、コース受け放題です。
料金プランとしては、手軽に始めてみたいという企業のために月額0円から利用することができるFreeプランを提供しています。
その他のコースとしては、自社で動画マニュアルを作りたい企業に向けて1ユーザーにつき月額360円で利用することができるベーシックプランと、全ての標準コースの動画が受講し放題で1ユーザーにつき月額600円で利用することができるコンテンツプラスプランを提供しています。
2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認
AirCourseの強み
AirCourseの強みは基本的な社内研修に対応した動画講習が受け放題というところにあります。
有料のコンテンツプラスプランを契約しなければいけませんが、標準コースに登録されている研修動画であれば受講し放題というのは大きなメリットです。
コンテンツプラスプランであれば自社コースの作成にも対応しているので、標準コースに登録されていないような自社独自の研修動画を制作して社内で共有することが可能です。受講期間の制限もないので長期的に利用するのであればAirCourseの費用対効果を強く実感できます。
AirCourseの導入事例·評判
講義プログラムのeラーニング化ができました
“インサイドセールス人材の育成を目的として社内ディレクターによる講義プログラムを作成していたのですが、この工程を効率化したいと思いAirCourseを導入しました。導入後は講義プログラムをeラーニング化することができました。受講者は講義プログラムを繰り返しいつでも受講することができるのが良いですね。”(株式会社エムエム総研様)
あああ
“ニッチな業界であるため、経験者の採用が難しく自社で人材育成をしなければいけませんでした。AirCoursseは初期費用がかからず1人あたりの利用料金も安価なところが導入の決め手でしたね。自社で撮影した動画研修コースを撮り溜めて今後はeラーニングへと展開していく予定です。メッセージ機能も活用して受講を習慣化できるようにしていくことが重要だと考えています。”(株式会社フィールド·パートナーズ様)
類似サービスとの比較
AirCourseとの類似サービスとしてはVimeoやmillviなどが挙げられます。これらのサービスを料金面や機能面で比較すると以下の通りです。
サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 無料お試し | 特徴 |
AirCourse | 360円/ユーザー | 0円 | あり | ·動画研修が受け放題 ·フリープランあり |
Vimeo | 700円〜 | 0円 | 30日間無料 | ·動画のカスタマイズが可能 ·公開範囲の設定が可能 |
millvi | 50,000円〜 | 100,000円 | 30日間無料 | ·動画以外の管理も可能 ·マルチデバイス配信に対応 |
料金面の比較としてはフリープランがあり、自社動画を作成するだけであれば1ユーザーにつき月額360円から利用が可能なAirCourseがおすすめです。
機能面の比較としては、マルチデバイスでの動画配信が可能なmillviが従業員の利用環境に合わせた運用が可能で、プレーヤーの種類も10種類と豊富なのでおすすめです。繰り返しの動画受講を行う環境であればAirCourseがおすすめです。
AirCourseで人材育成の効率化を
動画での研修は従来の座学での研修よりも視覚的に情報を伝えられるため研修の効果をより向上させることが期待できます。
自社で動画研修用のマニュアルを撮影しようとするとコスト面や技術面でハードルが高いですが、AirCourseのような豊富な種類の研修動画が登録されているようなサービスであれば、導入するだけですぐに動画研修を始めることができるので、費用面や利用期間を比較しつつ是非検討してみてください。
画像·データ出典:AirCourse公式サイト