スマートフォンの普及に伴い、TwitterやInstagramといったSNSを活用する人が増えています。
個人だけでなく、企業でもSNSを活用してマーケティングや販促を行う事例が増えており、特に利用者が多いLINEを販促に活用したいという声が聞かれます。
本記事では、LINEを活用した販促方法や、注意点などを解説しますので参考にしてください。
LINEでできる販促方法
LINEを活用した販促方法としては以下の方法が挙げられます。
- LINE公式アカウント
- LINE広告
- LINEミニアプリ
- LINEで応募
- LINEチラシ
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントとは、ビジネス向けのLINEアカウントで、個人用とは違い、ビジネス向けの豊富な機能が利用できます。
自社アカウントを友だち登録してくれたLINEユーザーに対して、一括配信やセグメント配信といった多彩なメッセージ配信が可能で、クーポンの作成・配布、アンケートなどの機能も搭載されています。
LINEはスマートフォン上でプッシュ通知を表示させることができるため、メッセージが読まれやすい点に特徴があり、販促にも効果的です。
画像や動画を送信することもできるため、視覚的な販促活動も実現できます。
LINE広告
LINE広告は、LINE内に広告を出稿することができるサービスで、ユーザーの属性をフォーカスした販促が可能となります。
LINEミニアプリ
LINEミニアプリは、LINE上に独自アプリを搭載することで、販促を行うサービスです。
アプリストアからダウンロードする手間がなく、LINE上で会員証アプリや予約アプリなどが利用できるため、ユーザーの利便性を手軽に向上することができます。
LINEで応募
LINEで応募は、LINE上の販促キャンペーンなどに応募ができるサービスです。
オフラインの販促施策よりも手間が少ない点が特徴的で、参加者を集めやすい点が優れています。
LINEチラシ
LINEチラシは、デジタルチラシをLINE上で配信することで、販促に活用することができるサービスです。
チラシにリンクを設置することで、ECサイトなどへ誘導することができるため、効果的な販促活動が可能となります。
おすすめの類似LINEマーケティングツール
類似サービス: DECA for LINE(デカ・フォー・ライン)
(4.5)

月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
DECA for LINE(デカ・フォー・ライン)とは、株式会社ギブリーが運営するLINE特化型MAツールを活用したLINEマーケティングのトータル支援サービスです。 LINEで取得できるデータだけでなく、外部DB・Web行動データを駆使したパーソナライズ配信が可能な高い「機能性」を備えたLINE特化型MAツールを提供しています。
また、グローバルなエンジニア集団を有しているため、データ連携・ミニアプリなど、柔軟な「カスタマイズ開発」も可能です。 さらに、1500以上のLINEマーケティングの支援実績やLINEにとどまらないマーケティングDXの総合支援を行うプロフェッショナルチームが「サポート体制」に加わり、企業のLINE活用における課題・不安を解決します。
配信から顧客管理まで豊富な機能
アンケートやチャットボットで取得した友だちのデータをもとに、セグメント配信やステップ配信を行えます。 顧客を深く理解するために、顧客管理や分析など豊富な機能を備えています。 これらのデータ取得・配信・管理機能を用いて、見込み顧客の獲得から既存顧客のファン化まで行えます。
個別要望カスタマイズに柔軟対応
自社で保有するCRMやSFAなどのデータベースと連携が可能です。 既に自社で保有する資産(顧客、商品、購入・成約データ)を活用して、購入や成約までの歩留まり改善やLTV向上に寄与します。
専任コンサルタントが総合サポート
1,500社を超えるLINEマーケティングの支援実績があり、その知見を基に経験豊富なコンサルタントがアカウント設計から施策改善までサポートします。
類似サービス: カルティチャット
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月額料金 | 0円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 0円 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
カルティチャットとは、株式会社Sapeetが運営しているチャット接客ツールです。 LINE・Instagram・ブラウザチャットに対応しており、それぞれの登録ユーザーに対して、一斉配信や有人対応を行うことができます。 ユーザーとの会話を分析し、広告施策の立案に活用したり、新規顧客の増加や単価の向上を実現したりと、様々な導入効果を生み出します。
マルチメディアに対応
カルティチャットは、 LINE・Instagram・ブラウザチャットなどのマルチメディアに対応しています。 マルチメディアを一括で管理して効率的に運用することができるため、様々な施策を駆使して売上拡大につなげることができます。
充実したサポート体制
カルティチャットでは、経験豊富な専任コンサルタントによる、経営数値に直結するマーケティング施策の立案〜実行までを丁寧にサポートしています。 過去にオンラインチャットツールを導入したが失敗してしまったという人でも、カルティチャットであれば、伴走型のサポートで運用を定着させることができます。
既存施策と連動したオンライン接客を実現
オンライン施策に閉じることなく、店舗やECといった既存施策と連動した実用的な運用設計が可能です。 オンライン接客用のオペレーターが用意できない場合は、カルティチャットが毎月必要な分、オペレーターを用意することができます。
類似サービス: L-ad
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月額料金 | 50,000円円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
L-adとは、CATS株式会社が運営している広告計測ツールです。 現在のLINE友だち追加計測におけるラグやタグの多重発火、未発火による件数乖離といった課題を解消し、正確なデータ計測を実現します。
広告運用精度を向上
L-adは、LINE友だち追加のタイミングで、Facebook、Google、TikTokなどの主要な広告媒体への通知が可能なため、運用精度の向上や、機械学習の正常化などを実現することができます。
安心のサポート体制
L-adでは、専任のカスタマーチームが導入前はもちろん、導入後も伴走したサポートを提供しています。
LINEを使った販促で必要な費用
LINEを活用した販促方法として、LINE公式アカウントや、LINE広告などを紹介しましたが、これらのサービスの利用にかかる費用はいくらになるのでしょうか。
LINE公式アカウント自体は0円から始めることができ、有料プランは月額5,000円からとなっています。
LINE広告は、設定する単価によっても異なりますが、初期相場は30万円前後と言われており、広告のクリック数や表示回数にで変動します。
LINEミニアプリは、開発するアプリの内容によっても異なりますが、シンプルなものでは300万円〜500万円程度が相場と言われているので参考にしてください。
LINEチラシは、基本料金に掲載料が追加される形式となっており、料金の詳細は問い合わせが必要です。
LINEを使った販促のポイントや注意点
LINEを販促活動に活用する場合、以下の点に注意が必要です。
友だちを増やす必要がある
LINE公式アカウントを活用した場合を想定しますが、メッセージを配信できるのは友だち登録してくれたユーザーのみとなるため、まずは実店舗やWeb上で友だち登録を促すための施策を打ち出す必要があります。
この集客がうまくいかないと、販促効果も薄くなってしまうため注意しましょう。
配信数が多いと料金がかかる
LINE公式アカウントは無料で利用することができますが、月に配信できるメッセージ数は1,000通までと決まっています。
登録してくれる友だちが増え、配信数を増やしたい場合、有料プランへ変更する必要があるので注意しましょう。
有料プランは月額5,000円から利用でき、45,000通以上配信したい場合はさらにグレードの高いスタンダードプランを契約する必要があります。
LINEを活用した販促の成功事例
化粧品メーカーの事例
とある化粧品メーカーでは、LINE公式アカウントを利用して販促キャンペーンを実施しました。
新商品を発売前にトライアルとしてユーザーに利用してもらい、商品購入へとつながるキャンペーンを実施しましたが、このキャンペーンへの応募条件においてLINE公式アカウントのID連携を必須としています。
LINE公式アカウントに連携してもらうことで、顧客情報を蓄積することが可能となり、別の施策にも活用できるようになりました。
小売業での事例
とあるシューズの卸業者では、LINE公式アカウントを活用したプロモーションに成功しています。
メールマガジンの代わりにLINE公式アカウントのテキストメッセージとリッチメッセージを使用するようにし、より密接なコミュニケーションを図るように切り替えました。
メルマガ運用の際は登録してくれなった層が新規で登録してくれるようになり、顧客獲得につながっています。
既存顧客へのアプローチだけでなく、新規顧客獲得にもつながり、大きな成果がありました。
LINEを販促に活用しよう
LINEを活用した販促活動について解説しました。
LINEは、利用者が非常に多く、メールよりも目にとまる、既読してもらえる確率が高いため、自社商材のターゲットがLINE利用者層とマッチするようであれば、ぜひ販促に活用してみるよ良いでしょう。