b⇒dashとは?
b⇒dashとは、「データマーケティングツール」として、BtoCビジネスを効率化するMAツールです。データにもとづくWebマーケティングに強みを発揮し、「いつでも」「誰でも」「ひとつで」をキャッチフレーズにしています。キャッチフレーズ通り、多機能で特色のあるモバイル連携もあり、ユーザーフレンドリーなUIも使いやすいとの評判が高いツールです。
特徴
BtoCに最適
b⇒dashは、BtoCビジネスの企業向けに最適のツールです。例えば、リードナーチャリングに役立つ機能としてWeb接客・LINE連携があります。個人が主にリアルショップ・ネットショップに来訪する場面を想定し、アプリにもクーポン・キャンペーン情報の告知などのWeb接客を対応させている点が特徴的です。また、分析の面でもWeb来訪者の購買行動を読むセグメント分析を得意にしています。
このように、注力されている機能がBtoC向きで、個人消費者が多く利用するモバイルメディアにも強いMAツールです。
CRMがデフォルトで提供されており、営業連携がしやすい
設計段階から、営業連携が強く意識されているとのベンダーの説明にもあるとおり、CRMはバンドル提供されています。
また、Web接客やアプリ対応など、日本の消費者に訴求力の高い手段をつかったリードナーチャリングに厚い機能が提供され、個人のリピーター取込までCRMを通じて施策を一貫して管理することに向いているMAツールです。
サポートが充実。コンサルティングも提供
国産のMAツールですので、日本語のカスタマーサポート・オンボーディングプログラムなど、運用までをスムースに進められる仕組みも充実しています。
主な機能の説明
データパレット 海外からも注目
データパレットは、取り込んだ見込み客・顧客のデータを統合・活用・管理するため、いままで普通はプログラミングやExcelで行っていた「切り張り」「抜き出し」「コンバインする」作業を直感的に行うことができる機能です。感覚としては、紙のスクラップに近い手軽さで、作業を極めて効率的に行うことができます。新入社員を戦力化する機能、との評価もあります。この機能は、海外のITテクノロジストからも高く評価されています。
アプリに対応Web接客
クーポンや各種通知・かご落ちリマインドなど、見込み客へのアプローチをダイレクトに行えます。Web集客機能は、Web版・モバイル版で分かれており、モバイル版はアプリに対応することが可能です。
使いやすさが光るメールMA機能
メールマーケティングやホワイトペーパーはきめ細かく対応しようとすればするほど、手間暇がかかってしまう悩みがあります。
しかし、b⇒dashの多彩なリマインドメールの設定が自動でできる特徴や、コンテンツ配信・LINEやSNS連携で、見込み客との接点を気軽に手軽に増やし、タイミングを計ることが可能です。リコメンド機能と組み合わせれば、メールの自動化はさらに加速するでしょう。
初心者も安心なBI パラメータ設定など、悩まずに使える
BIというと、「敷居が高い」と考えている方も多いようです。その理由の一つが、設定の難しさ。難しいので慣れるまでに時間がかかりがちです。
しかし、b⇒dashのBIはそんなに時間をかけなくても使えるように、UIデザインされています。もちろん、複雑な設定を行うには習熟までにそれなりの時間がかかりますが、代表的な分析手法なら、悩まず、直感的に使えます。
プロモーション施策の効果測定・次に取るべき施策の根拠提示など、BIでPDCAサイクルを誰でも回すことができそうです。
クロスリスティングDMP
クロスリスティングDMPは、マーケティングに必要な情報のデータベースであり、例えばWeb上の公開情報を効率的に活用できるので、入力作業時間を短縮する・検索結果の出力を簡単・クイックにするなどの効果が出ます。データ自体をリサーチに利用することももちろん可能です。
注意点
b⇒dashで注意したほうがよい点は、Salesforceとの連携ができないことです。もともとSalesforceを利用している企業がデータの連携を期待して導入するのはあまりおすすめではありません。
その際はデータをマイグレーションして利用することが考えられますが、マイグレーション費用は場合によって導入費用の数十倍もかかってしまうことから、他のツールを検討することが必要となるでしょう。Salesforceとb⇒dashを並行して使うことは、データが二重にならないようにして利用すればよいので特に問題はありません。
また、BtoBには全く利用できない、ということではないですが、効果が出にくいことが考えられますので、BtoB専業の業態には導入があまりおすすめではありません。
口コミ/利用企業の評判
「モバイル施策に別のソリューションを使わなくてよいのでコストパフォーマンスがよかった」(小売・イベント事業部)
モバイルアプリに連動する施策を打とうとすると、それまではツールのカスタマイズや外注を見込んで予算をとっていたが、いいソリューションが出てきたと思った。使いたい機能当たりの価格設定でもあり、コスト面で自社に効いているので満足している。
「UIを見るとどう使えばよいかわかるので慣れるのが早くていい」(個人向けサービス・マーケティング)
レポート作出・リードナーチャリングの各機能とも、今までCRMに慣れていた程度でも問題なく使える。特に難しいプログラミングの知識がなくてもデータが自由に利用できるのもいい。SNS連携・プッシュ通知や、メール機能は、管理がしやすく、フォーマット類も個人のお客様の反応を織り込んで作られている印象。導入してからレスポンスが実際に増えている。
使用感レビュー
それでは、実際に利用しているユーザーの使用感はどのようなものでしょうか。使用感レビュー(使用期間2年)をご紹介します。
UIが優秀
日々メールマーケティング・キャンペーン・効果測定と繰り返して、追われ追われ仕事をしているのに、MAツールまで難しいのではメンバーが倒れそう、と思っていた時に「おっ、このUIはいい」と思ったのがb⇒dashでした。無駄なことが画面に現れず、文字も多すぎず、直感的にアイコンを動かすと作業ができる感覚はまず導入の決め手になりました。
導入してみたら思っていたより強力な自動化
自動化については、MAツールという以上は、効果がないと困りますが、クロスリスティングDMPのせいか、入力から効率的になっています。メール・SNS連携もスケジュール設定さえすれば、掲載する中身はリコメンドをベースに考えれば合理的・効率的に各メディアでキャンペーンを打つことができます。キャンペーンに人員を張り付けておく、ということが少なくなりました。
顧客のLTV・CRVを上げるにはどうしたらよいか、とツールで考える前に、これだけのことを効率よくできれば、「ダメだったらすぐ修正」と思えるので、キャンペーンがうまくいかないことに対する不安が少し薄れたかもしれません。ペースが速いビジネス状況では軌道修正も早くできるとありがたいですが、b⇒dashだとやりやすいですね。
データを統合するとなにができるのか
データ統合といっても、自分たちの場合は「当たり前のことが当たり前にできている」という感じです。今までマーケティングツールというと、イベント管理用・CRM・SFA・それにExcelとでどうにかこうにかデータの一貫性をとってきました。
でも、それが1つのツールでできるというとやはり感動はしましたね。また、地域別セグメント情報がぱっと表示されて誰にも共有できる状態になるのも時間がかからず、これは楽になったなと思いました。もっと大事なことができるな、と思いました。
以前のCRMではヘビーユーザー・リピーターなどの顧客の管理をしていましたb⇒dashでデータを統合してよくよく見ると、過去のデータから二重にとっていたデータの整理統合ができました。リード情報も3段階ほどにざっくり分け、そこから細分化させているのですが、分類の確度も上がったらしく最上位のリードなどは過去の2分の1から3分の1ほどの時間でまとまった購買行動につなげられています。
b⇒dashを利用するとより信頼できるマーケティング情報を使えること、これが実際の購買行動の読みにつながり、結果が出ているのだと納得します。
まとめ
CMでもおなじみのb⇒dashは、国産のMAツールの中でシェアが高く、導入時の費用も30万ほどからで導入が可能なので、手軽に全社規模での導入が可能なMAツールです。
データパレットのようなユニークな機能があるほか、定番の自動化も日本のビジネスシーンでは効果的との評価も高いようです。デモも気軽に試せるので、一度資料請求し、じっくり検討してみませんか?
画像・データ出典:b⇒dash公式サイト