ニーズとは?意味や具体例について

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ビジネスシーン、マーケティングにおいてよく聞かれる「ニーズがある」、「ニーズに沿った」といった「ニーズ」という言葉。

商品開発や企画立案においては、このニーズを把握することが重要です。

本記事では、ニーズについて解説していますので、参考にしてください。

ニーズとは?

ニーズとは、人が必要としていることを指します。

度々混同される言葉として「ウォンツ」が挙げられますが、ニーズが目的を意味するのに対して、ウォンツは手段として考えられています。

ニーズは、欲求や需要、願望など、様々な形で現れており、本人も気づいている顕在的なニーズもあれば、まだ気づいていない潜在的なニーズもあります。

企業において、ターゲットのニーズを満たした商品やサービスを開発することは、人の隙間を満たすということになります。

そのため、ビジネスの分野においては、マーケティングやカスタマーサポート、システム開発など、あらゆる場面でニーズが何かを考えることが重要です。

顕在的ニーズ

顕在的ニーズは、顧客自身が認識しているニーズ、表に現れているニーズのことを指します。

例えば、「サラダが食べたい」と顧客が考え、必要としていれば、それが顕在的ニーズとなります。

潜在的ニーズ

潜在的ニーズは、顧客自身が認識しておらず、表側に現れていないニーズのことを指します。

例えば、「サラダが食べたい」という顕在的ニーズの奥には、「ダイエットしなければ」、「健康になりたい」といった潜在的なニーズが存在するかもしれません。

ニーズの具体例

言葉ではニーズとウォンツの違いがわかっていても、具体的な違いがイメージできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、「部屋の掃除にかける手間を効率化したい」というニーズがあったとします。

現状では、掃除機を使い、家具をどかし、部屋の隅々まで掃除機をかけることは時間や手間の関係でなかなかできないケースがあります。

そこで、全自動のロボット掃除機を取り入れれば、手軽に部屋の隅々まで掃除ができるのではと考えました。

このケースにおいて、「ロボット掃除機を買いたい」はウォンツとなり、「掃除にかける時間や手間を効率化したい」はニーズとなります。

ビジネスの成功にはニーズの把握が必須

ニーズを把握することで、顧客の購買意欲にヒットする商品・サービス開発、さらには満足度を高める顧客対応などが可能となりますので、顕在的なニーズだけでなく、潜在的なニーズの把握も意識してみましょう。

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