目次
もっと自社の売上を上げたいと思ったとき、顧客の行動を分析するのは大変重要になります。
どうして購入にまで至ったのか分析する方法の一つとして、ヒートマップは有効です。
こちらではヒートマップでできることやメリット、使い方などを開設していきます。
ヒートマップとは?どんなことができるのか
ヒートマップを利用することで、どうして顧客はこのページまでたどり着き、購入やサービスの申し込みまでに至ったのか明確にできます。
ヒートマップでは、行動データに色付けをして分けるため非常にわかりやすく、今後の戦略にも活かしやすくなります。
逆に、どうしてユーザーが興味を持ちながらも、購入やサービスの利用に至らなかったのかも確認可能です。
ヒートマップによってどの部分を改善すれば、購入やサービスの申し込みまでに至るかわかってきたら今後の売上にもつながってきますし、使いやすくなることでSEO対策にもなります。
色分けをするため非常に見やすい
数値だけのデータを分析しようと思うと、結構大変さを感じてしまいます。
皆で分析結果を見るときにも、見えにくい、わかりにくいという面があります。
それに比べてヒートマップは色分けをするため、一目でどのような動きをしているのか顧客の行動を知ることが可能です。
直感的にわかり、今後の戦略を打つ際にも大いに役立つでしょう。
どんなことがわかるのか
ヒートマップからわかることはいくつかあり、今後の分析にも大いに役立ちます。
まずユーザーはどこまで読んで、どのタイミングでページを離れているかがわかります。
離脱してしまうページや箇所が一緒であれば、そこを改善しないと今後の売上につながりにくくなるため、知ることは重要です。
ほかにも、どこに興味を持ってユーザーはクリックしているのか、パソコンの場合はマウスをどう動かしているか行動を読み取ることもできます。
企業の中では悪くないと思っていたページが実は大きな離脱の原因な場合もあるため、ヒートマップを上手に活用しましょう。
類似サービス: Mouseflow (4.5) Mouseflowとは、世界中で利用されているヒートマップツールです。 セッションリプレイ機能とヒートマップを用いて自社サイト内のデザインを最適化することができ、必要なものが全てわかりやすく配置されている状態を実現することができます。 Mouseflowはユーザーのサイトへの流入から離脱までを録画・再生することができます。それにより仮設でない、実際の行動に基づいた分析を行うことが可能となります。 Mouseflowは、ヒートマップによってサイトを訪れた人がページのどこをクリック/タッチしているのか、マウスがどのように操作されたか、ページをどこまでスクロールしたのかなどを色で可視化することが可能となります。 Mouseflowには、ファネル分析機能が搭載されており、この機能によってサイト訪問者の動きを検証することができます。 類似サービス: Engage Manager (4.5) Engage Managerとは、株式会社トライバルメディアハウスが運営しているSNS管理ツールです。 同社の豊富なSNS運用支援実績に基づいて設計されたツールで、TwitterやInstagram、Facebook、YouTubeといったSNSの運用工数を削減して、ベンチマークやフォロワー推移など、様々な分析が可能となります。 Engage Managerは、複数ユーザーでTwitterやInstagramといったソーシャルメディアのアカウントを管理することができ、ユーザーごとに操作するアカウントを分けることも可能です。 SNS運用において課題となりがちな、連携ミスや承認ワークフローの体制が不十分なことによる投稿ミスを防止するために、投稿のダブルチェック体制やチーム連携をスムーズにする機能を搭載しています。 Engage Managerには、ソーシャルメディア運用に必要な分析機能が豊富に搭載されています。 分析できるのは自社アカウントにとどまらず、競合他社のアカウント、ベンチマーク企業のアカウントまでもが分析でき、誰でも簡単にモニタリング・レポーティングが可能です。 Engage Managerは、これまでに約200社のソーシャルメディア運用企業へのツール提供実績があります。 システムの提供によって培われたノウハウを最大限提供、ソーシャルメディア運用担当者と伴走したサポートを実現しています。 類似サービス: SiTest (4.5) SiTestとは、株式会社グラッドキューブが運営しているWebサイトの解析と改善が可能なLPOツールです。 ヒートマップによるWebサイト解析によって、サイトの課題を発見、A/Bテスト機能などの課題改善に役立つ豊富な機能を搭載しています。 SiTestには、ヒートマップ機能や録画再生機能、レポート機能といったWebサイトの解析機能が搭載されているため、課題を可視化することが可能となります。 中でも、ヒートマップ機能は、PCユーザー・スマートフォンユーザーの滞在時間を可視化することができ、各ページの到達数や離脱率、平均滞在時間をグラフとして表示することもできるため、自社サイトのどこに問題があるのかが一目でわかります。 SiTestには、A/Bテスト機能やパーソナライズ機能、ポップアップ機能といったサイト改善に効果的な機能を搭載しており、多角的に改善施策を試すことができます。 A/Bテスト機能では、ヒートマップ解析によって導き出した仮説を解消するための施策を試すことができ、わかりやすい画面で簡単に比較することが可能です。 SiTestのレポート機能は、ボタンを押すだけで、レポート作成に必要な最低限のデータを自動的にまとめることが可能で、ヒートマップの分析結果をExcel形式のファイルでダウンロードすることができます。 Webサイト全体のアクセス状況や、設定したゴールの達成状況を毎週月曜日に指定メールアドレスに配信できるため、チームでの情報共有も可能です。おすすめの類似Web計測・解析ツール
月額費用 要問い合わせ 無料お試し 要問い合わせ 初期費用 要問い合わせ 最短導入期間 要問い合わせ 全ユーザーの行動の録画・再生ができるセッションリプレイ機能
ユーザーの動向を表示するヒートマップ機能
サイト訪問者の離脱点を分析
月額費用 150,000円〜 無料トライアル 2週間無料 初期費用 100,000円 最短導入期間 要問い合わせ ユーザーとの密なエンゲージメントを実現
優れたレポート機能を搭載
プロフェッショナルによるサポートを提供
月額費用 要問い合わせ 無料お試し あり 初期費用 要問い合わせ 最短導入期間 当日〜 Webサイトの課題を可視化
Webサイト改善に効果的な機能を搭載
レポート機能で情報共有を効率化
ヒートマップツールを使うメリット、利点
ヒートマップツールを利用するメリットは多数あり、企業で売上を伸ばしたい、改善していきたいのであれば使わない手はありません。
こちらでは、いくつかのメリットを紹介していきます。
どこがページを離れる原因になっているかわかる
購入に至らなかった、サービスを利用しなかったという場合、どこかに不安な原因があるものです。
特にどこかのページで離脱率が高い場合、そのページで不安要素が生まれてしまう、もしくは購入しても大丈夫そうという気持ちになれなかったと思っても良いでしょう。
離脱が多いページがわかれば、改善し購入したいという気持ちに持っていけるよう改善も可能です。
データを可視化できるため提案の材料にもなる
もし、このようにしたほうがもっとユーザーの興味を惹けるのではないかと思っても、根拠がなければなかなかOKサインはもらえません。
ヒートマップを使い色分けをして可視化すると、なぜそうなのかの根拠がわかるため、上司などを社内で説得するための材料にもなります。
SEO対策にもなってさらに集客効果があがる
見やすく利用しやすいサイトでユーザーから満足度が高い場合、評価され上位に表示されやすくなります。
自社のサイトがほかのさまざまな企業の中に埋もれてしまっていると、その時点であまり見つけてもらえなくなってしまいます。
上位に表示されると、これまでサイトを知らなかった新規のユーザーにも見てもらいやすくなり売上も期待できるでしょう。
ヒートマップでわかることとは?活用事例を紹介
ヒートマップではどんなことがわかり、どう活用していけば良いのでしょうか。
こちらでは活用事例も一緒に紹介していきます。
ヒートマップでわかることとは
ユーザーの動きや興味を持っているところが、一目でわかるようになります。
サイトの中にクリックできるボタンがいくつかある場合、どこのボタンがよりクリックされやすいかもわかります。
色分けしていて、どんどんとクリックされるたび、色の濃淡でクリック回数が多い少ないがわかるようになります。
%が付いている場合、スクロールしたユーザーの割合もわかりどのくらいの人が興味を持ってくれたのかなども数値で確認できます。
ヒートマップの活用事例
クリックするボタンがないページで、サイトの雰囲気を見てクリックできるのではないかと押してしまっていたというのもわかります。
本来、購入ボタンはもう少し先のページまで進まないと出てこないものの、購入の書き方がまるでボタンのようでユーザーはそのページでクリックを繰り返し押せないことがわかって離脱してしまうというケースもあります。
本来のページではなく別の箇所が購入ページの雰囲気になっていて、よくわからなくなったユーザーが離脱してしまう場合もあるのです。
このような事例もヒートマップを利用すれば、一発でわかります。
なぜ本来の購入ボタンを押すまで進まず離脱してしまっていたのか、原因も明確になるのです。
ヒートマップツールの使い方を解説
ヒートマップの使い方は簡単で、色で、よく見られている、クリックされている、ほとんどこのページは見られていないなどがわかります。
ヒートマップツールでは、赤がよく見られている·クリックされている、青があまり動きがないと分類されるケースが多いです。
赤や青に限らず、さまざまな色を使って自分たちでわかりやすいように分類できます。
ほかにもどこまでスクロールされているか見たい場合は、スクロールヒートマップを利用する方がほとんどです。
いいところまで読んで離脱しているケースが多い場合、どこまで読まれているのかどこからいなくなってしまうのか分析できます。
使い方によって、今後のサイト作りにも大いに役立てられるためツールを上手に活用していきましょう。
おすすめのヒートマップツール
SiTest
特徴
SiTestは、株式会社グラッドキューブが運営している、ヒートマップによるWebサイトの解析と改善が可能なLPOツールです。
課題の発見だけでなく、A/Bテスト機能などで仮説検証ができる点も特徴的で、日本国内はもちろん、世界中での導入実績もあります。
わかりやすいUIで設計されており、サポートも充実しているため、初めてヒートマップツールを導入するという方にもおすすめです。
ヒートマップ機能はPCユーザー、スマートフォンユーザーそれぞれの滞在時間を可視化することができるなど、詳細な分析が可能となっています。
料金
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額料金:要問い合わせ
MIERUCA(ミエルカ)
特徴
MIERUCAは、パソコンでのユーザーの動きだけでなく、タブレットやスマートフォンでもどのような見方をしているのかわかります。
計測してみたいページが複数ある場合は無料で利用するのは難しくなりますが、簡単にアプリを取り入れて利用できるため使いやすいでしょう。
料金
- 初期費用:10万円〜
- 月額料金:15万円〜
Ptengine
特徴
Ptengineまずはヒートマップの使い心地を試してみたいという方にピッタリで、計測してみたいページ1ページのみ登録できます。
ユーザーがどのポイントでクリックしているのかも無料で利用できるため、今後のサイト運用にも活かせるでしょう。
導入も初心者でも簡単にできるようになっていて、ワンクリックですぐに使用してみることが可能です。
料金
- 初期費用:0円〜
- 月額料金:0円〜
サイト改善にはヒートマップを活用しよう
なぜユーザーが購入までに至らないのか、自分たちだけで考えようとしても限界があります。
普段サイトを訪問してくれたときに、どこを気になっているのかクリック回数が多いのはどのページのどの箇所かを知ることができれば変わってきます。
分析するツールはさまざまありますが、中でもヒートマップは直感的にわかりやすく今後に活かす際にも便利です。
どのような点を知りたいのか自社で相談をし、クリックしている箇所やどこまで読んでいるのかを見てみましょう。
ほかにもA/Bテストなどさまざまな分析ツールと組み合わせて解析していくと、より細かく売上を伸ばすための対策方法がわかってきます。