少ない人数でも効率的に仕事を進めている企業では、すでに業務自動化のサービスを取り入れています。だからこそミスもほとんどなく、少ない人数で効率的な業務を進めているのです。
これから検討したいと考えている企業があれば、ぜひsynchroid(シンクロイド)も検討してみてください。
こちらではsynchroidの良さや注意点、料金プランについて詳しく説明していきます。
synchroidとは
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synchroidはソフトバンク株式会社が開発したRPAツールです。
企業で行う業務の中でも、単純な作業なわりには時間が取られてしまうものもあるでしょう。
そういった作業を人で行わなくても、単純作業を自動化してくれるRPAソリューションです。
これまで単純作業に時間を取られてしまていた企業も、すべてsynchroidに任せられるので別の業務も捗るようになるでしょう。
synchroidの特徴·機能
では効率化を図れるsynchroidにはどのような機能があるのでしょうか。
見ていきましょう。
ロボットも自分たちで簡単に作れる
毎日の業務内容を見直してみると、日常的に繰り返されているPC業務は多いものです。そのような単純な作業をすべてsynchroidに任せ、処理してもらえます。
そして処理を効率的に行うロボットも、自分たちで簡単に開発できます。まずsynchroidに覚えさせたい手順をウィンドウからPC操作で記録をし、初回の行いたいものの検索を実施しするだけです。ここまで行えば、後はロボットが勝手に処理をしてくれます。
プログラミングも必要がない
企業の従業員の中にプログラミングについての知識が豊富な人がいるとも限らないですし、1からプログラミングをしようとすると大変に感じてしまいます。
synchroidはノンプログラミングで構築ができ、ロボットの動作も確認しながら作成ができます。さらにサーバーも不要で、スモールスタートも実現可能です。
開発も簡単で自動化も難しくない
Design Studioの機能というものがあり、簡単にWEB画面から作りたいものを開発できます。
そしてシステムのレイアウトなども簡単に変更ができ、安定的にオブジェクト認識のおかげで稼働してくれるので使いやすいでしょう。
synchroidの強み
単純作業の場合、どんなに気を付けていても人間が行っていると間違いが出てきやすいです。それに比べてsynchroidを使えば、ロボットが間違わずに処理してくれるのでほとんど直すところもありません。
さらに、PC上での単純作業の自動化だけでなくAIとの連携も可能です。非定型の業務も効率化でき、さらに生産性を上げられます。文字の読み取りだけでなく、個別に判断が必要な作業の自動化も可能となります。
synchroidの価格·料金プラン
synchroidではライトパックとベーシックパックの2つのプランを提供しています。
ライトパックは年額90万円でRPAをスモールスタートで導入するのに最適なプランです。1ライセンスで1開発、実行環境を利用することができます。時間をずらして利用すれば複数人で運用することも可能です。
ベーシックパックは月額60万円で1ライセンスで10人同時にアクセスすることができます。複数ロボットを同時にサーバー上で稼働することででき、バックグラウンド処理、リモートデスクトップ環境でも稼働させることが可能です。
導入前に60日間、無償でライトパックを利用することができるトライアルも提供しているので安心して使用感を確かめてから導入することができます。
2020年8月現在/詳細は公式サイトを確認
synchroidの注意点
簡単に利用できるようにはなっていますが、最初はサポートがないと難しく感じる機能なども出てくるでしょう。
synchroidはサポート体制も充実していますので、困ったらすぐに確認できます。
また、エンジニアによる開発サポートを受けることができるプレミアムサポートはトライアルでは3回までしか利用できない点も注意が必要です。
synchroid導入のメリット
開発費用のカットが可能に
synchroidはノンプラグラミングでロボットを作成することができるので開発費用をカットすることができます。視覚的に編集することができるDesign Studioというアプリケーションが搭載されており、統合したいアプリケーションとデータソースを用意してワークフローを構築することができます。
開発に関する技術が必要となるRPAでは自社エンジニアがいない企業では外注費用や新たに人材を採用するためのコストがかかってしまうので、この部分をカットすることができるのは大きなメリットです。
スモールスタートでも利用できる
synchroidはライトパックというスモールスタートに対応したプランを提供しています。
こちらのプランではサーバーが必要なくPC1台、1ライセンスから導入することができるので、試験的に運用したいという場合でも効果的に導入することができます。
ベーシックパックと比較すると、1ライセンスで利用できるユーザーは1名まで、同時実行することができるロボットは1つのみという制限はありますが、利用できる基本機能はサーバー型と変わりないので企業規模によっては十分に使いこなすことが可能と言えます。
バックグラウンドで稼働させることが可能
synchroidではベーシックパックを導入することで大規模並列処理をバックグラウンド上で実行することができます。
複数のロボットを同時に稼働させたい場合や複数人でロボットの運用を行いたいという企業におすすめと言えます。
同時にアクセスできるユーザー数は10ユーザーまで、ロボットの稼働中にアクセスすることもできるので効率的に業務を進めることができるようになります。
充実したサポートを受けることができる
synchroidではプレミアムサポートが提供されているのでロボット開発について不明点がある場合でもすぐに課題を解決することができる環境が整備されています。
インストールに関する疑問点やロボット開発に関する不明点、ロボット運用に関する質問を1on1で行うことができます。
プレミアムサポートを利用したいという場合は、定額制の料金プランかチケット制プランを導入する必要があります。
定額制は1ヶ月コースの場合は50,000円、6ヶ月コースの場合は200,000円の費用が発生します。チケット制の場合は1ロット10枚で125,000円(有効期限3ヶ月)となります。
synchroidの口コミ·利用企業からの評判
年間およそ1,400時間の作業時間削減を算出できた
“特定時期に集中的に増える業務の効率化の検討をしたいと思い、synchroidを利用したいと思いました。検証もしたいと思っていて、実際にも定量的な検証効果も得られました。ロボット開発から検証後の総務省への報告書作成までお願いでき助かったのです。職員だけでの作業と比べてsynchroidを利用したほうが1,400時間の削減効果が見込めるという結果もわかりました。”(足立区様)
類似サービスとの比較
業務の効率化や高度化を図れる類似サービスの中に、「BizRobo!」というものがあります。
最先端テクノロジーサービスのRPA製品を作っている会社になり、単純な作業をロボットに代行させることができます。機能学習機能搭載RPAの導入を行っているので、あらゆる業務に対応していて作業時間を削減できるでしょう。今まで紙で行ってきた業務を代行、データ化も行い、ロボットが作業をしてくれます。さまざまな業務に特化していますので、スモールスタートにピッタリな製品もあります。
システムを実際に導入したときをイメージしやすく、BizRobo!を導入するかどうかをしっかりと判断できるでしょう。1ヶ月の無料トライアルプランもあり、どんな使い心地か試せる点もsynchroidと似ています。
synchroidで業務時間の削減を
企業の中での作業でも単純なものは結構多く、これらをロボットにお願いするだけでコスト削減や業務の効率化につながります。
人が行う時に出てしまうミスなども防げますし、非定型業務も行えますので企業にとって頼もしい機能と言えます。
画像·データ出典:synchroid公式サイト