現在RPAは業界を問わず、さまざまな企業で注目されています。それに伴い、業務効率化を目的にRPAを導入する企業が増えています
RPAとは?
RPAとは、ロボティックプロセスオートメーションの略語で、パソコンで行っている事務系の定型作業を自動化できるツールのことです。
パソコン上での定型作業を速くミスなく処理できるので、仮想知的労働者と呼ばれることもあります。
RPAを使えば、これまで手作業で行っていた事務作業を正確に短時間でできるので、人的ミスの削減や事務作業の効率化、生産性の向上が期待できます。
「事務業務の効率化」なら”Robo-Pat DX”

月額費用 | 要問い合わせ | 初期費用 | 0円 |
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ロボパットDXとは、株式会社FCEプロセス&テクノロジーが開発、運営しているRPAツールです。プログラミングなどの専門的な知識がなくてもロボットを作成できる手軽さと、中小企業でも利用しやすい料金体系が魅力的で、すでに導入実績950社を突破している実績があり、その優れたサービス体制から利用継続率は、98%を達成しています。
「複数デバイスで利用する」なら”RoboTANGO”

月額費用 | 5万円 | 初期費用 | 10万円 |
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RoboTANGOとは、スターティアレイズ株式会社が提供しているRPAです。スモールスタートから利用でき、サポート体制にも優れていることから、初めてRPAを導入するという方からも高く評価されています。実際にRoboTANGOを導入した企業からは、「業務時間が大幅に削減できた」、「サポート体制が優れている」といった声が挙げられており、機能性はもちろん、初めての方にも親しみやすいサービスであることがわかります。
「RPAを直感的に操作したい」なら”ipaSロボ”

月額費用 | 12万円(フル機能版) | 初期費用 | 0円 |
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ipaSロボでは、「どの業務にロボットを導入すべきか」、「ロボットを作成する人材の確保・育成」などについて、RPAコンサルタントがプランニングからサポートしてくれるため、安心して導入することができます。システムやアプリケーションに制限がないため、PC上の操作を全て自動化することが可能です。
RPA活用のメリット
RPAを活用するメリットは主に3つあります。
人件費の削減
人間の代わりにRPAが作業をしてくれるので、その作業にかかっていた分の人件費を削減することができます。
RPAで自動化できる単純作業は、人間が行うと手作業で行うと時間も手間もかかる場合が多いです。RPAで自動化できるので、人件費などのコスト削減も期待できます。
作業ミスを防ぐ
人間が手作業を行う場合は、高確率で作業ミスが起こってしまいます。
単純作業を続けていると、どうしてもミスが発生してしまいます。
しかし、RPAは正確に業務を行うことができるので、ミスを防ぐことができます。
生産性の向上
RPAは24時間365日稼働できるので、膨大な量の業務も正確に処理することができます。
RPAが単純作業を行い、人間が付加価値の高いコア業務に集中して取り組むことができるので、生産性向上が期待できます。
おすすめのRPAツール
業務別RPAの活用事例
地方自治体のRPA活用事例
鹿児島県奄美市
ふるさと納税受注業務をRPAで自動化しました。
ふるさと納税の寄附データのダウンロードや寄附者に対するお礼メール送信、ふるさと納税管理システムでお礼品の出荷依頼をRPAで自動化させた結果、年間140時間の業務時間削減につながったようです。
小売業のRPA活用事例
株式会社ベニヤでは、オンラインショップの受注管理や在庫管理をRPAで自動化しました。
社内の基幹システムとショッピングモールの管理画面を直接操作し、受注データの取り込みや在庫管理を行い、ルーティン作業を自動化させています。
病院のRPA活用事例
信州大学医学部附属病院は主に購買業務における間接業務をRPAで自動化しました。
信州大学医学部附属病院ではこれまで、紙伝票の内容をExcelに入力して発注書を作成した後、財務会計システムに手動入力するというようなデータの転記作業を看護師がおこなっていました。
RPAを導入した結果、1件あたり約7分かかっていた作業を半分の時間でできるようになり、年間1,448時間程の業務削減効果がありました。
RPA導入を成功させるポイント
RPA導入を成功させるためのポイントがあります。
現行業務の洗い出しや定型業務の選定をすること
RPAで自動化する業務を選定するため、現行業務の洗い出しが必要です。自動化に適した業務を選定したらRPAで自動化させます。どの業務を自動化させたら業務効率化ができるか考え、計画的に導入することが大切です。
達成目標の明確化
RPAを導入して達成する目標を決めることが大切です。達成目標を削減時間とする場合は、各部門の現行業務を調査し、具体的にどんな作業にどれだけの工数がかかっているかを把握した後、削減時間を定め、達成目標を立てたうえで導入するといいでしょう。
まとめ
RPAは、ロボティックプロセスオートメーションの略語で、パソコンで行っている事務系の定型作業を自動化できるツールです。
RPAは病院や地方自治体や小売業でも導入されており、業務時間の削減効果を上げています。