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会社も大きくなっていくと、さまざまな部門や箇所でデータが発生します。膨大なデータの収集や処理をすべて人間だけで行うのは大変です。
このような状態においてはBIツールがおすすめで、さまざまな企業が導入を進めています。
今回はBIツールの一つであるOracle BI(オラクルBI)について紹介します。
Oracle BIとは
企業ではさまざまな箇所にデータがあるものですが、規模が大きければ大きいほどデータを収集するのは大変です。
Oracle BIは高いパフォーマンスとスケーラビリティで、そのときにほしいデータをすぐ取れるように集約してくれます。
Oracle BIの特徴·機能
魅力的な特徴や機能が多数ありますので、ここから紹介していきます。
使いやすく、分析もしやすい
機能が大変充実していますので、ダッシュボードや非定型分析も可能です。もっと便利に利用するためにアラート配信やMicrosoft Office製品との連携もできます。
大人数でも利用でき、ここで出た大切な情報などをダッシュボードに集約することも可能です。
高いパフォーマンス力
データが大量になってしまっても、それらをまとめる力があるので困ることはありません。
スケーラビリティの拡張性が高い点も優れている部分で、会社の中でも変化などにも対応できるため心強いでしょう。
さまざまなデータソースも統合や分析ができる
Oracleだけでなく、ほかの機種のデータソースも仮想的に統合できますので、より効率的な分析が可能となります。
さまざまなデータを集約して分析ができるため、検索の自由度もあり、まとめて分析したい時でもスピード感を持って分析することが可能です。
おすすめの類似BIツール
類似サービス FineReport
(5.0)

月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | トライアル版あり |
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入実績 | 要問い合わせ |
FineReportは、帳票作成、データ可視化分析ダッシュボード、データ統合、データ入力、モバイル対応など様々な機能をオールインワンに集結したBI・データ活用ツールです。
必要データを自動集計し、分析結果も複数のデータを統合し、グラフ表示で可視化できるのが特徴です。 経営陣による素早い意思決定、営業部門での市場対応、各種マーケティング効果を得ることが可能であり、製造部門では工程·品質·納期管理を徹底することができます。
直感的な操作で帳票が作成可能
FineReportは、Excelライクなデザイナが搭載されており、シンプルに利用できる点が強みです。 ローコード開発とマウスのドラッグ&ドロップ操作で請求書、明細書、発注書、契約書、進捗管理表など複雑で多様な日本式帳票、表現力の優れたBI分析ダッシュボードを実現できます。
豊富なグラフとマップでデータを可視化
FineReportには、独自開発の70種類以上ものH5グラフが搭載されており、円や棒グラフやもちろん、ガントチャートやツリーマップなど、複雑なグラフまで幅広く網羅しているため、多彩な可視化グラフとインタラクション効果でダイナミックな可視化表現が実現できます。
強力なデータ入力機能を搭載
設計した業務帳票やレポート、お客様の各種DBデータを入力することで、対象データベースをリアルタイムに更新することができ、それと同時に入力フォームを多様なフォーマットに出力することが可能です。
Oracle BIの強み
分析したい項目に合わせて効率よく分析することが可能です。
必要な情報がすぐにわかり、便利なダッシュボードやWebベースの非定型分析·検索環境も与えられるため効率的な分析を実現できます。
細やかなレイアウトの帳票出力、配信機能もあり、ただ集約や分析するのではなくさらに利用しやすくなっているのも強みです。
Oracle BIの価格·料金プラン
スタートアップは初日からお得に試すことができ、最大で9,000時間無料になります。
ここで使ってみて良い場合、本格的に契約ということも可能です。
詳しい費用については、申し込み内容で変わってきます。
2020年11月現在/詳細は公式サイトを確認
Oracle BIの注意点
機能は多数あり充実はしているのですが、グラフや地図の機能には弱い面があります。
データの検索のスピードも遅く感じてしまう場合もあり、急いでいる時には少し気になってしまうかもしれません。
Oracle BIの導入事例·評判
コスパも良く顧客データの抽出にも優れている
“これまではIT部門に顧客リストやほかのデータの抽出をお願いしていましたが、結構な時間と労力を必要とするプロセスで大変でした。実際に利用してからは、必要なデータを早く集約してくれているのでターゲットのリアルタイムの行動もすぐに把握することができ、顧客に必要な情報をすぐに提供できるようになりました。”(コクヨ通販カウネット様)
類似サービスとの比較
同じようなBIツールのDOMOとの比較をしてみました。
DOMOはすぐに正しい情報を利用できるもので、数回のクリックをするだけで必要なデータを集約できます。
データもスムーズに視覚化ができるため、簡単に組織全体で共有し必要な時に確認が可能です。
Webベースで、OSにも制限がなく使いやすいのも特徴と言えます。
柔軟なストーリー機能も充実していて、数多くのWebアプリケーションとも連携をしながら分析を行いほしい情報もすぐに取り出せます。
価格は契約プランによりますが少し高めで、中小企業には不向きなBIツールです。
Oracle BIを含むおすすめのBI(ビジネスインテリジェンス)ツール比較
BI(ビジネスインテリジェンス)ツールについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
Oracle BIで機能を統合し仕事の向上を
膨大なデータを自分達の手だけでまとめようとすると大変ですので、Oracle BIを上手に活用してまとめましょう。
ほしいときに情報も取り出しやすく、非定形分析やさまざまなデータ分析機能などもありますので効率良く仕事を進められます。
画像·データ出典:Oracle BI公式サイト