RPA（Robotic Process Automation）は、PCを利用する業務の中でも単純で繰り返しが多い作業を自動化する技術です。
RPAを導入することで業務効率化が可能になりますが、すべてが自動化できるわけではありません。
今回は、RPAで効率化できる業務について、事例とともに紹介します。
RPAで効率化できる業務は？
RPAで効率化できる主な業務について紹介します。
データ入力
データ入力のように同じような作業を繰り返し行う業務は、RPAの得意分野です。
事前にデータ入力方法を設定することで、集まった情報から必要なデータを自動入力できます。
また、OCRで紙データを読み取ることにより、紙媒体の情報もデータ化可能です。
書類作成業務
毎日の日報作成や見積書・請求書作成などもRPAで自動化できる業務です。
例えば、チャットボットとRPAを連携させることで、社員がチャット入力しただけで日報が作成できます。
また、見積書や請求書などはテンプレートがあるため、入力方法を事前にRPAに学習させれば自動で作成できるのです。
データ分析業務
ビッグデータなどの大量のデータの処理や分析は、人が行うよりもRPAを利用した方が圧倒的に早くできます。
また、RPAは収集したデータを分析にグラフや表にまとめることも可能です。
データが可視化されることで現状が把握しやすくなり、次の戦略が練りやすくなります。
おすすめの類似RPAツール
継続率98%の国産RPA： Robo-Pat DX(ロボパットDX)
(4.5)
| 月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | あり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | サポート費用 | 0円 |
プログラミングなどの専門的な知識がなくてもロボットを作成できる手軽さと、中小企業でも利用しやすい料金体系が魅力的で、すでに導入実績950社を突破している実績があり、その優れたサービス体制から利用継続率は、98%を達成しています。
ノンプログラミングでロボットを作成
ロボパットDXは、プログラミングなどの専門的な知識がなくても手軽にロボットを作成することができます。 RPAを自社に導入したいが、エンジニアがいないため新しいシステムを導入することができないという課題に対しても、現場の社員がロボットを作成して指示を出すことができるロボパットDXであれば、簡単に運用を開始することが可能になります。
短期での利用が可能
RPAツールの中には、年間契約しかできず、繁忙期だけRPAを導入したいのに余計なコストが発生してしまうものもあります。 ロボパットDXは、利用者側のニーズを理解して設計されているため、1ヶ月単位での導入を実現しています。
さまざまな課題を解決
ロボパットDXを導入することで、属人的な業務の解消やスムーズな引き継ぎが実現できるようになります。また、売り上げに直結しないようなルーティーン業務の自動化、ロボットによる人材不足の解消なども可能になり、業務におけるミスや確認作業のストレスも軽減できます。
類似サービス： ipaSロボ
(4.5)
| 月額費用 | 120,000円 | 無料お試し | 1ヶ月無料 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 最低利用期間 | 1ヶ月〜 |
ipaSロボとは、株式会社デリバリーコンサルティングが提供しているRPAサービスです。 プログラミングなどの専門的な知識が不要で、手軽に導入できる点が特徴的で、作業ステップ単位にコマンドを設定するだけで業務の自動化を可能とします。
RPAコンサルタントによる無償サポートを提供
ipaSロボでは、「どの業務にロボットを導入すべきか」、「ロボットを作成する人材の確保･育成」などについて、RPAコンサルタントがプランニングからサポートしてくれるため、安心して導入することができます。
簡単操作でロボットを作成
画面上から簡単に設定することができ、作業ステップ単位で「どのような業務を行うか？」、「どのような条件を設定するか?」といったコマンドの指定をするだけで、プログラミングの知識がない方でも操作することができます。
充実のサポート体制
操作方法など不明な点については、いつでも質問ができるヘルプデスクが用意されているだけでなく、操作方法が学べるオンライントレーニングも提供しているため、初めてRPAを導入するという方でも安心です。
サポート体制に優れたRPA： RoboTANGO
(4.5)
| 月額費用 | 5万円 | 無料お試し | あり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 10万円 | 最短導入期間 | 要問い合わせ |
実際にRoboTANGOを導入した企業からは、「業務時間が大幅に削減できた」、「サポート体制が優れている」といった声が挙げられており、機能性はもちろん、初めての方にも親しみやすいサービスであることがわかります。
複数端末で利用可能
RoboTANGOは、一つのライセンスを複数のPC端末で利用することができるフローティングライセンスが標準搭載されています。 そのため、離れた拠点や部署を跨いだ利用も可能なため、最小限のコストで運用することが可能です。
低価格で利用できる
RPAツールは、初期費用や月額費用が高額になってしまい、自ずと大企業向けの製品が多いという印象を持つ方も多いでしょう。 RoboTANGOは、1ライセンス5万円から利用できるため、スタートアップ段階の企業でも導入しやすいという特徴があります。
録画機能でスムーズにロボット作成
RoboTANGOには、画面上の操作を録画する機能が搭載されており、これを活用して、はじめからスムーズにロボットを作成することができます。 ロボット開発の専門的な知識がなくても、普段行なっている業務をPC上で録画してロボットに覚えさせることで、簡単にベースのロボットを作成することができるため、導入から本格的な運用までを短期間で実現することが可能です。
RPAを活用した業務効率化の事例
RPAを活用した業務効率化の事例を2つ紹介します。
事例1；紙書類をデータ登録
紙で保管されている書類を、OCRとRPAを組み合わせてデータ登録することにより、データの検索などがしやすくなります。
紙の書類を人の手で入力するとミスが起こりやすくなりますが、RPAは迅速に、ミスもほとんどなくデータに起こすことが可能です。
さらに、紙のデータをスキャンして社内で閲覧できるようにしておくと、データが必要なときにすぐに見られるようになります。
その結果、大幅な業務効率化が可能になります。
事例2：競合の価格調査
ある小売企業では、価格調査のためにRPAを導入しました。
手作業による価格調査は限界がありますが、RPAは調査方法を事前に学習することでWeb上にある膨大な量の価格調査も難なくこなします。
取得したデータも、RPAで自動集計およびグラフ化することにより一目で価格がわかり、大幅な業務効率化に繋がりました。
RPA導入時の注意点
RPA導入時の注意点として、「その業務が本当にRPAに向いているのか」を考慮する必要があります。
RPAの得意とする業務は「単純」かつ「定型的」で「繰り返し行われる作業」です。
さまざまな要因が絡み合う業務などは苦手としているので、導入を検討する際はRPAに任せようとしている業務が複雑なものになっていないか、確かめるようにしましょう。
RPAで業務効率化を図る際のポイント
RPAを導入し、業務効率化を図る際のポイントは次のとおりです。
・RPAを導入する目的と指標を明確にする
・業務に適したRPAツールを導入する
・RPA人材を育成する
RPAを導入して業務効率化を図ろうとしても、目的や指標を明確化し、目的に合ったRPAツールを利用しないと成果が出ません。
また、RPAにトラブルが発生したときに対応できる人材は必要不可欠となります。
RPAを導入する際には事前準備を十分に行うようにしましょう。
RPAで効率化できるのは「単純」な業務
RPAで効率化できるのは「単純」「定型的」「繰り返し発生する」業務です。
将来を見込んだ計画を練ることや複雑な業務は苦手としているので注意しましょう。
RPAの長所を活かし導入すると、大幅な業務効率化ができるようになります。
単純で定型的な作業で時間を割かれていると感じている方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
