無料で使えるワークフローシステムとは?
無料で使えるワークフローシステムは以下の3つに分かれます。
特化型
ワークフローの自動化に特化したシステムです。
申請フォーム・承認経路の作成など、ワークフローにおける機能が充実しており、それ以外の機能を必要としない場合に最適です。
容量や利用人数制限を超えると有料になるサービスがほとんどであるため、コストがかかることを前提として利用を検討しましょう。
グループウェア型・ワークフローシステム
グループウェアとは、組織内でのコミュニケーションに役立つあらゆる機能が備わっているシステムを指しますが、その中の一つの機能として、ワークフローが提供されているサービスも少なくありません。
ワークフロー専用ではないため、特化型に比べると機能はやや劣りますが、最低限の機能さえ使えれば良い、という場合にはおすすめです。
オープンソース型・ワークフローシステム
自社でサーバーを用意し、インストール・設定をして利用するタイプのワークフローシステムです。
自社に合わせてシステムを構築できるため、運用管理体制が整っている企業にはおすすめです。
ランニングコストがかからないのもメリットと言えます。
主な無料のワークフローアプリ
特化型
SmartFlow(VeBuIn株式会社)
業務プロセスの高速化と可視化を実現してくれる、クラウドワークフローシステムです。
モバイルファーストなUIで、ペーパーレス化を推進したい企業におすすめです。
申請書テンプレートは80種類を誇り、分岐条件なども細かく設定できます。
フリープランは、20名まで利用可能。
申請回数は月間30回までの制限されてますが、有料プランも安価なので、コストをかけたくない企業におすすめです。
グループウェア型・ワークフローシステム
GRIDYグループウェア(ナレッジスイート株式会社)
スケジュール機能やタイムカードプロジェクト管理など、23機能を無料で使えるグループウェアです。
ワークフロー機能では、申請書類のテンプレート作成はもとより、申請・承認・決裁など必要な業務全てに対応できます。
無料プランでもユーザー数の制限なしなのが嬉しいポイント。
有料版の「Knowledge Suite」も、月額10,000円と安価なのが特徴です。
オープンソース型・ワークフローシステム
Exment(株式会社カジトリ)
Exment(株式会社カジトリ)は無料で制限なく利用できます。
顧客管理・プロジェクト・タスク管理など、あらゆるテンプレートが用意されており、簡単な設定ですぐに利用でき、ワークフロー機能においては、申請・承認・却下など、必要な業務は全て賄うことが可能です。
条件によるアクションの分岐ができるのも嬉しいポイント。
無料ながらも、複雑な承認経路の構築をできるのが利点です。
まとめ
以上、無料のワークフローシステムについて解説いたしました。
ワークフローシステムの導入を検討している方はぜひ、参考になさってみてください。