決裁書とは?書き方の例や稟議書との違いについて解説

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備品を購入したいときやステップアップのために講座を受講したいときなど、決裁書を作成するシーンは多くあります。

申請の際に決裁書と稟議書のどちらを作成すればいいか、迷う機会も多いのではないでしょうか。

双方には、決裁のために承認が必要な人数と手続きの違いがあります。

本記事では、使い分けが難しい決裁書と稟議書の違いや、決裁書の書き方について解説しています。

双方の違いを理解して効率よく申請をしたい方は、ぜひ、記事をご覧ください。

決裁書とは?

決裁書とは「決裁願」とも呼ばれ、備品の購入など会社の費用を使って行動する許可をもらうために、上司や代表者に申請する書類を作成することを指します。

決裁書を承認するために必要な人数は1人です。

そのため、稟議書よりも手間が少なく、スピーディに起案を実行に移すことが可能です。

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決裁書と稟議書の違い

決裁書と稟議書には、役割としての違いがあります。

稟議書起案した内容を実行するためには、複数人数の承認および許可が必要
決裁書起案した内容を1人が承認・許可すれば実行できる

そのため、決裁書はすぐに意思決定が必要な際には便利ですが、1人の判断により事項が決定するので人的なミスが起こりやすくなります。

会社の利害に大きく影響が出るような起案や慎重に判断したい場合などは、決裁書よりも稟議書を活用すると良いでしょう。

また、企業によっては、まず複数の関係者に稟議書を承認してもらってからあらためて決裁書の提出が求められる場合や、承認の過程を省略し、いきなり決裁書の提出を求められる場合もあります。

特に迅速な意思決定が必要な場合は、すぐに決裁書を求められることが多いようです。

決裁書の書き方のポイント

決裁書を書くときのポイントを説明します。

(1)簡潔に書く

決裁書を書くときの一番のポイントは、わかりやすく簡潔に書くことです。

承認のためにアピールしようとして、文章が長くなりすぎてしまうと相手に何が目的なのか伝わりにくくなってしまいます。

また、専門用語などの難しい言葉はかみ砕き、調べなくてもわかるような言葉に言い換えると、承認担当者の負担減に繋がります。

決裁書作成後はもう一度読み返し、わかりやすい決裁書になっているか確認しましょう。

余計な情報が入っていると感じたときには、その部分は削除します。

(2)メリットとデメリットを記載する

決裁書にはメリットとデメリットの両方を記載することが重要です。

物事には、メリットとデメリットが必ず発生します。

そのため、メリットのみ記載された決裁書は、デメリットを隠しているのではないかという懸念が生じてしまうのです。

メリットとデメリットを比較して、メリットをアピールするような決裁書を書きましょう。

(3)具体的な数字やデータを記載する

具体的な数字やデータは、メリットをより伝えやすくなります。

例えば、「年間の電気使用量が○○円削減されるため、年間○%の費用削減が考えられます」と言うような書き方です。
具体的な数字がある方が、上司もイメージがつきやすくなります。

また、参考にした資料の添付やURLの記載があるとより効果的です。

効率よく承認を得るためにも、必要なデータなどは積極的に活用しましょう。

決裁書の例文テンプレート

決裁書の例文テンプレートを紹介します。

決裁書には、必要に応じて次のことを記載するようにしましょう。

1.表題(ここでは「決裁願」)
2.決裁No.
3.起案日
4.所属
5.氏名
6.申請する内容のタイトル
7.目的
8.希望納期
9.予想される効果
10.購入予定金額
11.購入先および担当者
12.参考資料
13.備考

参考資料の欄には、起案する際に参考にした資料の名前や、サイトのURLなどを記載するとアピールしやすくなります。

決裁担当者の負担にならないような決算書を作成することが大切です。

決裁書と稟議書には承認に必要な人数に違いがある

決裁書と稟議書は、ともに起案の内容に対して承認と許可を得るものです。

しかし、稟議書は複数人の承認・許可が必要ですが、決裁書の承認に必要な人数は1人だけという違いがあります。

そのため、決裁書は稟議書よりも素早く実行に移せますが、判断ミスなどのヒューマンエラーのリスクも否めません。

会社の利害に大きく影響する、慎重に進めたいなどの理由があるときは、決裁書よりも稟議書にて申請した方が良いでしょう。

決裁書と稟議書を上手に活用し、効率よく業務をしていきましょう。

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      プロジェクトの収支をリアルタイムで確認

      MA-EYESncでは、プロジェクトに紐づく経費や、社員・外注の方の実績を登録することで、プロジェクト終了前でも予実を確認することができます。 いつでもリアルタイムにプロジェクトの進捗が確認できるようになるため、未然にプロジェクトの赤字化を防ぐことができるようになります。

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      紙の決裁業務をそのまま電子化

      Shachihata Cloudは、今まで紙で行っていた申請から承認までのプロセスを、そのままデジタル化することが可能です。 現在利用している印鑑をセキュアな環境でそのまま電子化でき、電子化の再現度が非常に高いため、紙と電子で使用する印鑑を変える必要がありません。

      運用に合わせて柔軟な設定が可能

      Shachihata Cloudは、ワークフローを変えずに捺印した文書をそのままPC・スマホアプリから回覧、承認することができます。 電子化しても、現在のワークフローを変えることなく決裁ができる柔軟性が魅力的で、オフィスにいなくてもスマートフォンなどから手軽に確認、承認ができるため、決裁者が忙しく、なかなか承認がおりないという課題の解消につながります。

      電子帳簿保存法対策に有効

      Shachihata Cloudは、2022年に電子取引ソフトのJIIMA認証を取得しており、電子帳簿保存法の要件を満たしていることがわかります。 文書に対してインデックスを付与し、電子帳簿保存法の要件を満たした形式での文書保管、検索が可能です。

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      X-point Cloudとは、株式会社エイトレッドが開発・提供しているクラウド型のワークフローシステムです。 クラウド型のため、コストを抑えてスピーディーに導入することができ、スマートフォンやタブレットから利用できるため、出張やテレワークにおける申請書類の滞留が起きる心配もありません。

      紙と同様の入力フォーム

      X-point Cloudは、従来の紙帳票と同様の入力フォームをノーコードで作成することができます。新しいツールやシステムを導入すると操作性が複雑で使いこなすことができないというケースもありますが、従来の紙と同様のフォームであれば迷うことなく使いこなすことが可能です。

      決裁スピードのアップ

      今まで、決裁者のもとへ書類が渡るまでに時間がかかっていた、進捗状況が把握できなかったという場合も、X-point Cloudを導入することで、スムーズな決裁を実現することができるようになります。 ワークフローシステム上で書類を確認したあとは、決裁ボタンをワンクリックするだけで承認作業が完了します。

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      X-point Cloudでは、外部連携によって更に業務を効率化することができます。 シングルサインオン(SSO)連携が可能なため、グループウェアやポータルサイトなどでログイン認証を完了させればX-point Cloudへのログイン時にパスワード入力が不要となります。

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      AgileWorksとは、株式会社エイトレッドが開発・提供しているワークフローシステムです。 組織改編や人事異動が多い中堅・大企業でも、柔軟に設計ができる点が強みで、急な業務変更にも対応できる標準機能を搭載しています。

      操作性に優れたインターフェースで設計

      AgileWorksは、従来の紙のようなフォームをノーコードで作成できる「X-WebForm for Agile」という機能が搭載されています。 マウス操作で入力フィールドを配置することができ、プロパティから入力補助の設定もできます。

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      AgileWorksは、組織や所属データを履歴構造で持つため、組織改編を施行する前から設定作業が可能になります。 標準機能で大規模な組織改編や統廃合、長い決裁フロー、多数の運用システムといった課題に対応することができ、ワークフロー全般をカバーすることが可能な実用性の高さが特徴的です。

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