コストを抑えてPBXを利用できる、クラウドPBXを導入する企業が増えています。
この記事では、クラウドPBXの特徴や仕組みなどの基礎知識をまとめました。
メリットやデメリット、オンプレミスPBXの違いとあわせて紹介します。
おすすめの類似PBXサービス
類似サービス: YouWire
(4.5)
月額費用 | 要問い合わせ | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 要問い合わせ | 導入実績 | 300社、700拠点以上 |
YouWireとは、株式会社ギークフィードが運営している録音システムです。 携帯電話やオフィスの固定電話、会議での音声議事録などの音声を一元管理することができ、電話業務におけるトラブルの防止や、会話録音によるオペレーターの育成、顧客とスタッフの認識違いの防止などが実現できるとして、幅広い業界で導入されている実績があります。
低価格かつ短時間での導入が可能
YouWireは、固定電話·携帯電話どちらを利用の場合でも、初期費用や月額費用は低価格となっています。 自社開発のサービスであるため、高品質かつ多機能でありながら、価格を抑えた提供を可能としています。
既存システムとの連携も可能
既に他社の通話録音サービスを利用している場合でも、YouWireはCTIやCRMとの連携支援も行なっているため、安心して乗り換えることができます。
クラウドで一元管理
YouWireは、固定電話だけでなく携帯電話もクラウドサーバーでの管理を行なっています。 クラウドで利用できることで、いつでもリアルタイムの情報を把握することが可能となり、顧客対応の質や問題解決のスピードが向上します。
類似サービス: BIZTEL(ビズテル)
(4.5)
月額費用 | 15,000円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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初期費用 | 50,000円〜 | 最短導入期間 | 5営業日程度 |
BIZTEL(ビズテル)は株式会社リンクとブライシス株式会社の共同事業として運営しているサービスです。 モバイル、ビジネスフォンはもちろん、コールセンター業務に最適なシステムに強みがあり、国内導入実績No. 1のクラウド型コールセンターとして大規模コールセンターをはじめとした2,000社を超える多数の企業で導入実績があります。
幅広いテレフォニーサービスを提供
BIZTELの有名なサービスといえばコールセンター業務を支えるBIZTELコールセンターがありますが、携帯端末の内線化を可能にするBIZTELモバイル、クラウド型IPビジネスフォンサービスのBIZTELビジネスフォンなど多彩なサービスを取り扱っています。
コールセンターに必要な機能を標準装備
BIZTELでは、待ち呼や入電状況、応答率などをリアルタイムで表示することができます。このように対応状況を可視化することでセンター運営の効率化へと繋がります。また、座席追加などの設定変更もブラウザ経由の管理画面から簡単に行えます。操作性の良さはもちろんのこと、画面の見やすさも好評です。
CRM連携機能
BIZTELではSalesforceを始めとする各種CRM/SFAと簡単に連携することができます。この連携機能を使うことで顧客情報を一元管理することができ、業務の効率化へと繋がるのです。
類似サービス: Dream Cloud PBX
(4.5)
番号利用料 | 月額200円〜 | 無料お試し | 要問い合わせ |
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アカウント発行費 | 20,000円 | 最短利用席数 | 1席〜 |
Dream Cloud PBXとは、株式会社ドリームソリューションが運営しているクラウドPBXサービスです。 インターネット環境とPC・有線IP電話機(ドリームソリューションで用意可)があれば、オフィスに限らず在宅勤務でも会社番号を利用できるようになり、多様な働き方を促進します。
内線の無料化
Dream Cloud PBXを導入することで、内線間での通話が全て無料となります。 別拠点や海外からの利用でも無料となるため、コストカットを実現できます。
着信時の対応を効率化
Dream Cloud PBXでは、着信時の便利機能として、内線ごとにどの番号を表示させるかを設定することができます。 また、不在時には転送機能を利用することや、メールによって、いつどこから電話があったのかをリアルタイムに通知することも可能なため、取りこぼしを防止することが可能です。
人材育成に効果的な機能を搭載
Dream Cloud PBXには、モニタリング・ウィスパリング機能が搭載されています。 モニタリング機能では、電話対応中の内容を、他のスタッフが確認することができ、ウィスパリング機能で担当者にアドバイスを出すことが可能です。
クラウドPBXとは
PBXとは、オフィス内の電話機で内線や外線、転送機能を利用できるようにする装置です。
オンプレミスPBXなど従来型のPBXは、主装置をオフィスに設置して利用していました。
一方のクラウドPBXは、インターネット回線を使用して内線や外線、転送機能を利用するサービスです。
主装置の役割をクラウド上のサーバーが担うため、機器の設置や配線が必要ありません。
クラウドPBXとオンプレミスPBXの違い
オンプレミスPBXは、オフィス内に設置する置き型タイプのPBXです。
インターネット経由で利用するクラウドPBXとの違いは、主装置の有無にあります。
オンプレミスPBXだと主装置やサーバー、電話回線、配線コードなどの準備が必要。
そのため導入コストがかかりますが、自社内で電話システムのネットワークを構築するためセキュリティが強固です。
クラウドPBXの仕組み
クラウド(クラウドコンピューティング)とは、ネットワーク経由でサービスを提供する形態です。
クラウドPBXでは、インターネット上のサーバーにPBXを構築して管理する仕組みになっています。
そのためインターネット環境が使える場所であれば、スマートフォンやPCを通じて内線や外線、転送機能の利用が可能です。
おすすめのPBXサービス
クラウドPBXのメリット
クラウドPBXを導入するメリットとデメリットをまとめました。
クラウドPBXのメリット①すぐに導入できる
クラウドPBXは主装置の設置が不要なので、スムーズに導入できます。
WEBサイトから申し込みができ工事も必要ないため、最短2~5営業日で利用できるでしょう。
さらに回線の登録や削除も管理画面で簡単に行えます。
クラウドPBXのメリット②初期費用が安い
従来型のPBXと比較して、初期費用が安いのがクラウドPBXのメリットです。
主装置やビジネスフォンを購入する必要がありません。
クラウドPBXのメリット③ランニングコストが安い
クラウドPBXでは月額利用料や通話料、オプション料がかかります。
一方で従来型のPBXの場合、リース契約料や通話料、メンテナンス費用、故障時の修理費用などが必要です。
クラウドPBXはメンテナンス費用がかからず通話料も安いため、ランニングコストが抑えられます。
クラウドPBXのメリット③オフィス外で内線や外線を使用できる
従来型のPBXでは、内線や外線、転送機能の利用はオフィス内に限られていました。
クラウドPBXはインターネット回線が使える場所なら、どこでも利用が可能です。
社員間での内線はもちろん、外線も社内の固定電話番号を使ってオフィス外で発着信できます。
クラウドPBXのメリット④さまざまな端末で使用できる
クラウドPBXでは、スマートフォンやPC、ビジネスフォンなどさまざまな端末で使用できます。
アプリを入れておけば、外出先や出張先、在宅でのテレワークでも利用できるのがメリットです。
クラウドPBXのメリット⑤オプションが豊富
クラウドPBXはオプション機能が豊富。
通話記録の録音やボイスメール、顧客情報自動表示などの機能を自由に追加できます。
ただし、メーカーによって機能の種類は違うので、十分に比較してから選びましょう。
クラウドPBXのデメリット
クラウドPBXのデメリット①緊急電話にかけられない
クラウドPBXだと、110番や119番といった緊急電話にかけられません。
最寄りの警察署や消防署の電話番号を入れておくなどの対策が必要です。
クラウドPBXのデメリット②音質が通信環境に左右される
クラウドPBXの通話の音質は、インターネット環境によって左右されます。
スマートフォンで利用すると、音声が途中で途切れたり聞き取りにくかったりすることがあるので注意。
PCの場合でも、動画を大量に再生してインターネット回線が重くなれば電話が鳴らなくなる可能性があります。
クラウドPBXのデメリット③FAXが使えないケースがある
FAX通信ではアナログ回線を使用することが多く、クラウドPBX導入によりFAX機が使用できなくなることがあるので注意が必要です。
専用アダプターを取り付ける、インターネットFAX機能を使うなどの対策が必要になります。
クラウドPBXのメリットは大きい
クラウドPBXは、導入コストが安い、オフィス外で利用できるなどのメリットがあります。
導入を検討している人は、基本的な仕組みや従来のPBXと違いをチェックしてみましょう。
メリットとデメリットを確認したうえで、導入するかどうかを決めるのがおすすめです。