顧客管理(CRM)のおすすめシステム15選を比較【2024年版】

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おすすめ顧客管理システム11選

cyzen(サイゼン)

特徴

cyzenはスマホを使った営業の改革ができるツールです。単純な営業支援ツールではなく、スマホやタブレットを活用することでより手軽に訪問活動の効率化ができる特徴があります。

商談内容を記録に残せることで外出営業での不透明になりがちだった部分を可視化することが可能で、地図上に顧客情報を反映させることができるので他部門との連携も容易になります。

主な機能

  • 訪問履歴の記録
  • アタックリストを地図上に可視化
  • 報告書のリアルタイム共有
  • チャット機能
  • 管理者機能
月額料金要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
無料トライアルなし
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:cyzen公式サイト

カスタマーリングス

特徴

カスタマーリングスは550社以上で導入されているMAツールです。顧客情報をセグメント化することができ、作成したセグメントを分析することで効果的な施策を打ち出すことが可能になります。

RFM分析、LTV分析データ、商品分析など、分析機能が充実しているので自社にあった分析方法を試すことができます。

主な機能

  • データ統合機能
  • 分析機能
  • マーケティングオートメーション機能
  • シナリオマップ作成機能
月額料金要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
無料トライアルデモあり
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:カスタマーリングス公式サイト

うちでのこづち

特徴

うちでのこづちはECサイトに特化したCRMツールです。

豊富な顧客分析機能を有しており、分析結果を元にしたCRM施策の実現が可能になります。施策を打ち出すだけでなく、結果に基づく効果検証機能も搭載されているので自社の課題を適宜解決することができるようになります。

主な機能

  • 顧客分析機能
  • CRM施策機能
  • 効果検証機能
  • 計測ツール連携機能
月額料金29,800円〜
初期費用要見積もり
無料トライアル無料デモあり
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:うちでのこづち公式サイト

sansan(サンサン)

特徴

名刺情報の電子化により顧客情報の管理を実現するのがsansanです。

AIとオペレーターによる正確な名刺情報の取り込みを可能にしており、取り込んだ名刺データを社内で共有することで部署を跨いだ顧客情報の活用を可能にします。

主な機能

  • 名刺管理機能
  • 顧客管理機能
  • コミュニケーション機能
  • 各種連携機能
月額料金要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
無料トライアルあり
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:sansan公式サイト

salesforce sales cloud(セールスフォース)

特徴

Salesforceは世界中で利用されているSFA・CRMです。営業支援ツールであるSFAと連携させることで高い効果を発揮する設計になっています。

見込顧客の管理、分析を元に営業活動に活かせるデータを生み出すことで自社の生産性を高めることができ、直感的に操作できるUIで初めてCRMを導入するという企業にもおすすめです。

主な機能

  • 取引先管理機能
  • 商談管理機能
  • 見込み客管理機能
  • ワークフロー機能
  • レポート機能
月額料金3,000円〜/ユーザー
初期費用0円
無料トライアル90日間無料
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:salesforce sales cloud公式サイト

Senses(センシーズ)

特徴

Sensesは直感的操作で営業案件の管理が可能になるSFAです。AIによる案件ごとのリスク分析や類似案件の提案などが受けられるので効果的な営業活動をすることができます。

OCR機能が搭載されているので営業活動において重要な名刺のデータ取り込みも可能で、議事録をデータ化して現場での作業負担を軽減させることができます。

主な機能

  • 案件管理機能
  • 取引先情報取得機能
  • アクション管理機能
  • コメント機能
  • レポーティング機能
月額料金25,000円〜
初期費用0円
無料トライアルあり
最低利用人数要問い合わせ

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画像·データ出典:Senses公式サイト

Oracle Sales Cloud

特徴

Oracle Sales Cloudは営業支援(SFA)と顧客関係管理(CRM)の機能を有するツールです。

直感的操作が可能な基本機能で顧客管理はもちろん、実績管理・売り上げ予測が可能となります。蓄積された情報を分析して正確な営業計画を立てることが可能になります。

主な機能

  • 顧客情報管理機能
  • 実績管理機能
  • 売り上げ予測機能
  • 分析機能
  • 見込顧客管理機能
月額料金要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
無料トライアル要問い合わせ
最低利用人数要問い合わせ

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画像·データ出典:公式Oracle Sales Cloud公式サイト

UPWARD(アップワード)

特徴

UPWARDはGPSを活用した営業活動の効率化ができるSFAです。

営業活動の可視化、訪問営業の効率化ができることもあり利用継続率93%と高い実績を誇っています。営業部員だけでなく管理者側にとっても便利な機能が多数搭載されており、リアルタイムでの情報共有などで効果的な営業計画を立てることができます。

主な機能

  • 予定管理機能
  • ToDo機能
  • 管理者機能
  • 顧客管理機能
  • Salesforce連携機能
月額料金21,000円+2,200円〜
初期費用100,000円
無料トライアルなし
最低利用人数20人〜

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画像·データ出典:UPWARD公式サイト

Knowledge Suite(ナレッジスイート)

特徴

Knowledge SuiteはSFAやCRMだけでなく、グループウェアまでがオールインワンになっているので部署を跨いで利用することが可能です。

クラウド型のサービスなのでテレワークのような在宅勤務でも安心して利用することができます。

主な機能

  • グループウェア機能
  • 営業支援機能
  • 顧客管理機能
  • 問い合わせ管理機能
月額料金50,000円〜
初期費用0円
無料トライアルあり
最低利用人数制限なし

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画像·データ出典:Knowledge Suite公式サイト

WEBCAS(ウェブキャス)

特徴

WEBCASは、顧客と企業間のコミュニケーションの円滑化を実現する機能が多数搭載されているCRMシステムです。

メール配信やアンケート機能を利用することで、顧客との双方向コミュニケーションが可能になり、顧客ニーズに沿った営業戦力を打ち出すことが可能になります。

月額料金要問い合わせ
初期費用要問い合わせ
無料トライアル要問い合わせ
最低利用人数要問い合わせ

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画像·データ出典:Webcas公式サイト

eセールスマネージャー

特徴

eセールスマネージャーは営業に関する業務を効率化できるだけでなく、ボトルネックになっている部分の可視化が可能になるSFAツールです。

何度も営業活動について報告する必要がなく、案件情報・顧客情報や予実管理表などを自動で反映することができるので工数を大幅に削減することができます。管理職へリアルタイムで情報を共有することができるので新規顧客獲得のための効果的な営業戦略を受けることが可能になります。

主な機能

  • 営業支援機能
  • 顧客管理機能
  • マーケティング機能
  • 名刺管理機能
月額料金6,000円〜/ユーザー
初期費用0円
無料トライアル無料デモあり
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:eセールスマネージャー公式サイト

無料プラン・トライアルがある顧客管理システム4選

SugarCRM

特徴

SugarCRMとはオープンソースのCRMです。

SugarCRMは顧客情報をメールやテキスト、アプリ経由で自動取得することができ、営業活動に効率的に利用することができます。オープンソース型なので導入企業に合わせたカスタマイズが可能で、マーケティング機能も搭載しているので成約率アップに有効な分析をすることができます。

主な機能

  • 顧客管理機能
  • 営業支援機能
月額料金0円〜
初期費用0円〜
無料トライアルデモあり
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:SugarCRM公式サイト

Zoho CRM

特徴

Zoho CRMはクラウド型顧客管理· 営業支援ツールです。AI活用による情報の一元管理が可能なので、顧客管理をより効率的に行うことができます。

見込顧客の管理や既存顧客の管理、商談管理など様々な顧客管理機能が搭載されています。タスク処理機能が搭載されているので、担当者の割当と自動化が可能になります。

3ユーザーまでであれば無料で利用することができる無料プランが提供されています。

主な機能

  • 顧客管理機能
  • 営業支援機能
  • マルチチャネルコミュニケーション機能
  • 分析機能
月額料金1,440円〜
初期費用0円
無料トライアル15日間無料
最低利用人数1人〜

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:Zoho CRM公式サイト

HubSpot

特徴

HubSpotはMAツールとCRMシステムの機能を有したサービスです。インバウンドマーケティングに有効な機能を多く有していることから海外製のツールでありながら日本国内でも多くの企業で導入されています。

新規リードの獲得やEメール送信、成果の測定を無料で利用することができる無料プランが提供されています。

主な機能

  • 顧客管理機能
  • MAツール機能
  • マーケティング機能
月額料金4,800円〜
初期費用0円
無料トライアルあり
最低利用人数要問い合わせ

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:HubSpot公式サイト

Zendesk Support

特徴

Zendesk Supportは企業に寄せられる種類の違う問い合わせも一元管理できるようになるヘルプデスクツールです。

シンプルで使いやすい操作画面なのでPC操作が不慣れな方でも安心して利用することができ、導入企業にあったカスタマイズもできるので顧客管理を効率的に行うことができます。

顧客の問い合わせ情報と顧客情報を結びつけることで顧客管理を効率的に行うことが可能です。

主な機能

  • 問い合わせ管理機能
  • カスタマーサポート支援機能
  • カスタマイズ機能
月額料金5ドル〜/ユーザー
初期費用0円
無料トライアルあり
最低利用人数1人〜

2020年9月現在/詳細は公式サイトを確認

画像·データ出典:Zendesk Support公式サイト

顧客管理システム(CRM)とは

顧客管理システム(CRMシステム)はITツールを利用した顧客管理を実現することができる仕組みのことをいいます。高度な設計がされたシステムだけでなく、エクセルなどもCRMシステムと考えられています。

自社が様々なルートから獲得し蓄積した顧客情報を一元管理することが可能になります。収集した情報を部署の隔たりなく共有できるという特徴があります。

主な機能

顧客情報管理

企業はメールマーケティングやサービス経由など様々な方法で顧客情報、見込み顧客情報を収集します。経由の違う様々な顧客情報をCRMシステムを導入することで1つの管理画面で管理することができるようになり、情報の検索も細かい条件をつけて可能になります。

また、顧客情報をデータ化できるので部門を跨いだ情報の共有が容易になり、以前より効果的な営業活動に顧客情報を活用できるようになります。

分析機能

CRMシステムには分析機能も含まれており、顧客情報の見えるかを実現してくれます。ユーザー傾向やユーザーの属性をセグメント化することで、効果的な施策を行うことができるようになります。常に最新の分析結果を参照にできるというのも大きな特徴です。

メール配信機能

一元管理した顧客情報を元に一括メール配信やターゲットを絞ったメール配信が可能になります。

名刺管理機能

取得した名刺情報を読み取り、データ化することができます。データ化した名刺情報は社内で共有することができるので、思わぬビジネスチャンスを生み出すきっかけにもなります。

どんなことが実現できる

CRMシステムを導入することで流入経路ごとにバラバラになっていた顧客情報を一元管理して、効果的なマーケティングが行えるようにセグメント化することができます。

セグメント化したターゲットにメールや電話などの営業活動を行い、新規顧客を獲得したり新たな顧客情報を蓄積することができるようになります。

また、紙の名刺が大量に保管されているケースでは名刺情報のデータ化ができるのでペーパーレス化も実現できます。

CRMとSFAとの違いは?

SFA(営業支援ツール)との違いとしては案件管理ができるかという点が大きいです。

SFAツールは営業活動の効率化を目的としたツールなので、顧客情報の管理を通じて営業に効果的に利用するのが目的になります。

一方CRMシステムは顧客情報を一元管理して、より細かい顧客の属性をセグメント化することで適切な顧客対応を実現して顧客満足度の向上を目的として導入されるケースが多いです。

どちらの機能も有している、連携によって両方の機能が使えるというシステムが昨今では多くリリースされていますが、どちらかしか利用できないのであれば、自社が営業に力を入れているのか、顧客満足度を向上させたいかで選ぶと良いでしょう。

顧客管理が重視されるようになった背景

インターネット環境の急激な成長や、SNSなどで気軽に情報が発進できるようになった現在では、顧客は自ら商品を探し、比較検討することが容易になりました。

企業としては、このユーザーからの多種多様なニーズに応えるような商品展開やサービスを提供しなければ成長していくことはできません。

好景気の時代には、市場も急成長しており、宣伝手段も限られていたため新規顧客の獲得は難しいものではありませんでした。しかし、ネット文化が急激に成長した現代では、消費者が情報を自ら取得、選別できることから従来のマーケティング方法では顧客獲得は難しくなりました。

そのような背景があり、顧客ニーズをより深く理解するために、ターゲットの細分化、属性の判別を行い効果的なマーケティング・施策を実現することができる顧客管理が重要視されるようになりました。

顧客管理システムのメリット

顧客情報が一元管理できる

企業に蓄積されている顧客情報は様々な流入経路から取得されており、経路ごとに違う管理画面を見なければいけないなど手間がかかる場合もありました。

CRMシステムではこれらの経路の違う顧客情報を一元管理して1つの管理画面から分析したりセグメント化したりすることができるようになります。

リアルタイムで情報が共有できる

CRMシステムはクラウド上で利用できるものが多く、追加された顧客情報や分析結果をリアルタイムに反映させることができます。クラウドなので場所を選ばずに在宅勤務でも利用できるというのもメリットです。

もちろん、情報の共有も常に最新の状態でできるので、顧客情報の鮮度の古さによるミスも未然に防ぐことができるようになります。

社内で同じCRMシステムを利用することで情報の共有も簡単にできるようになり、一度でも営業に行ったことがある企業であれば顧客情報を参照して、初めて営業を行う社員でも効果的に営業活動ができるようになるというメリットもあります。

顧客分析ができる

一元管理した顧客情報を、購買履歴や性別、流入経路など様々な項目でセグメント化することで、ターゲットを絞ったマーケティングができるようになるというメリットがあります。

長期で自社サービスを利用しているユーザーに優待キャンペーンの案内を行うことで顧客満足度の向上を図ることなどができるメリットがあります。

顧客管理システムのデメリット

セキュリティ対策が必要

顧客情報を一元管理できるという大きなメリットがあるCRMシステムですが、個人情報を扱う特徴からセキュリティ対策が必須となります。強固なセキュリティのシステムほど高額の費用が発生しやすいというデメリットもあります。

昨今、企業ではサイバー攻撃などによる顧客情報の流出が問題となっており、顧客情報の流出がもたらす社会的信用の損失は計り知れません。一度失ってしまったファンを再度取り戻すのは現実的にはかなり難しいので強固なセキュリティ体制をとっているCRMシステムを導入しなければいけません。

新システム導入を周知させないといけない

CRMシステムは直感的に操作ができるものが多いですが、それでもPC操作が苦手な年配の方など使いこなすまでにある程度の期間を要する可能性があるというデメリットがあります。

新しいシステムを導入するということは、工数が削減できる部分ももちろんありますが、まず覚えるという作業が発生します。管理者は先に使い方を覚えて従業員にレクチャーする必要もあるので学習時間もかかってしまいます。

ある程度の長い期間無料で利用できるトライアルを提供しているCRMシステムを試すことで本格的な導入の際にもスムーズに社内に浸透させることができます。

顧客管理システムの選び方・ポイント

操作性管理画面の確認

CRMシステムは管理者だけでなく、顧客情報に関する業務をする従業員全てが触る機会があります。

無料トライアルや無料プランを使用して、管理者と実際に使用する機会が多いであろう部署から代表者を募り問題なく運用することができるか試しておきましょう。

PC操作が苦手という方がいればその方にも是非使ってもらい、使用感・操作感に関するレビューをもらいましょう。

導入タイプの確認

CRMシステムは大きく分けてクラウド型かオンプレミス型かに分けることができます。

クラウド型はサービス提供会社側のサーバー上にデータを保存することができるので、特別な開発環境がいりません。比較的安価に導入することができ、オフィス以外からも利用できるのでテレワーク環境などにもマッチしています。

オンプレミス型は自社PCにシステムをインストールして利用します。クラウド型と違い、一度導入してしまえば使用期限が決まっておらず、長期で利用する場合にはコスパに優れています。

また、自社の利用環境に合わせたカスタマイズがしやすいというメリットがあります。ですがシステム構築のために外部に依頼したり自社に専門的な知識や技術を持った人材が必要になるというデメリットもあります。

アプリ対応しているか

昨今ではスマホを利用した営業が当たり前になってきています。

外出先からCRMシステムをスマホ経由で利用することで顧客情報を確認して効果的な営業へとつなげることができるので、スマホでの利用が可能なのか、アプリがでているのか、iOS・Androidに対応しているのかという点を確認しておきましょう。

セキュリティ面を確認

顧客の氏名や性別、住所など個人情報を取り扱う顧客管理システムはセキュリティ面が重要になります。

万が一情報漏洩があった際には顧客を失うだけではなく、企業としての信頼も大きく損なうことになるので注意しましょう。

クラウド型のサービスを導入する場合は、セキュリティ対策をベンダー側に一任することが多いため慎重な比較検討が必要です。

顧客管理システムを導入するタイミングは?

顧客管理システムを導入するタイミングは企業によって様々ですが、目安として下記のような課題が社内にある場合は導入を検討しても良いでしょう。

  • 顧客情報を紙媒体で管理しており社内共有ができていない
  • 顧客情報を管理しているサーバーの保守が手間になっている
  • 顧客情報を活かしたマーケティング戦略ができていない
  • 顧客の声を活かしたサービス改善、商品改善ができていない
  • カスタマーサポートの対応品質を向上させたい

上記のような課題がある場合は、顧客管理システムが課題解決に大きく貢献してくれるかもしれません。

顧客管理システム導入の注意点

セキュリティ面の確認

顧客情報という会社の財産であると共に、個人情報を扱う観点からセキュリティ面は非常に重要です。

導入予定のシステムがどんなセキュリティ対策をしているのか確認しておきましょう。具体的には、通信情報の暗号化やプライバシーマークの取得、管理者による従業員ごとのアクセス権限の設定ができるかという部分に注意しておくと良いです。

また、トラブルが起きた際の対応方法についても事前に確認しておくとスムーズな問題解決が実現できます。

サポート体制の確認

CRMシステムを導入する上で、サポート体制を確認しておくことは重要です。

導入までの支援体制ももちろん重要ですが、導入後のサポート体制をチェックしておきましょう。サービスによっては導入後のサポートは有料になるものもあります。

また、何かあった時に問い合わせをしたくても電話対応のみという場合は迅速なサポートを受けることができません。電話・メール対応に加えて、チャットでも問い合わせをすることができるシステムですとよりレスポンスの早い対応を受けることができます。

何かトラブルが起こってしまった際のマニュアルを予め作成しておくことで、アクシデントの際にチームの作業が止まってしまうという問題を回避することができます。

価格の確認

CRMシステムはサービスによって料金タイプが異なります。利用するユーザー数ごとに料金が発生するものや、プランによって利用できる人数が決まっているものなど様々です。

自社で利用する人数が多い場合は、人数ごとに料金が変わるタイプよりも決まった人数内で利用できるプランを選ぶ方が良いでしょう。

機能の確認

CRMシステムは顧客管理を効率化できる様々な機能が搭載されていますが、多機能であるが故に使いこなせないのでは意味がありません。また、多機能なシステムほど費用が高い傾向があります。

例えば、すでに自社で名刺管理システムを使っているのに、CRMシステムにも名刺管理機能が標準装備されていても使うことはないでしょう。

ですので、自社がCRMシステムを導入するにあたって、どんな課題を効率化したいのかを考え、必要な機能だけを利用することができるシステムを選ぶように心がけることが重要です。

従業員への理解を徹底

新しいシステムを導入する際は抵抗を感じる方がいる場合もあります。CRMシステムなどは管理者だけでなく、導入部署のメンバーも使うものです。ですので、システムを利用する機会があるメンバーに対してCRMシステム導入に対する説明会を行い、理解を深めてもらいましょう。

既存の顧客管理からシステムを導入することで得られるメリットについて理解ができなければ、ただ単に作業が増えるだけというイメージをもたれてしまいます。

顧客の見える化、営業への活用ができることなどをしっかりと説明して協力体制を築くようにしましょう。顧客情報を扱う営業部署やカスタマー対応をするような部署には特に丁寧な説明が必要です。

システムに慣れるまでは従業員からの頻繁な質問が予想されますのでマニュアル作成や個別での対応ができるように準備しておくことも重要です。

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顧客管理システムで脱エクセル管理

今までエクセルで顧客管理をしていたという企業でも、扱う顧客情報の数が増えるごとにその負担は計り知れないものになります。

顧客管理システムを導入することで様々な顧客情報を一元管理することができるので、これまでただのリストと化していた顧客情報を会社の財産と変えて、顧客対応の満足度向上や効果的な営業活動に有効活用しましょう。

導入から使いこなせるようになるまでには、ある程度の時間がかかるかもしれませんが、企業に浸透するようになれば売り上げアップだけでなく、顧客対応の質も向上し企業価値を高めることができますので今回の記事を参考にして是非導入を検討してみてください。

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